最新インタビュー

本命登板 3つの点に注意して運営

土研新理事長に西川和廣氏が就任

国立研究開発法人
土木研究所
理事長
西川 和廣 氏
 国立研究開発法人土木研究所の新理事長に前土木研究センター理事長の西川和廣氏が就任した。任期は5年。同氏は旧土木研究所の橋梁研究室長を長く勤め、その後、国土交通省国土技術政策総合研究所(国総研)の所長などを歴任した。いわば土木研究所を最も深く知る本命の登板である。新理事長に就任にあたっての抱負を聞いた。(井手迫瑞樹) ――国総研の所長退任後、久しぶりのつくば勤務ですね 西川新理事長 そうですね。国総研の所長退任後は、橋梁調査会、…
付加価値を付けた新技術を開発

中井商工 遊間止水材の性能をさらに高める

中井商工株式会社
(技術担当)執行役員
丸田 光政 氏
 中井商工は橋梁伸縮装置周りの止水材の製作や施工などを中心に年間24億円前後の売上を計上している。今後は新しい技術の開発や既存製品の改良を行うことで、30億円前後に売上を伸ばしていく考えだ。同社が主力とする橋梁伸縮装置周りの非排水化市場は、年間市場がほぼ決まっているため、同分野の売上(年間12億円程度)を適切に維持しつつ、新しい分野の市場を開拓していく考えだ。新技術・新材料の開発状況、新市場の開拓、自社の将来を担う新人教育などを担…
急速に進む橋梁の高齢化 「攻めの管理」が必要

川崎市 殿町羽田空港線などを整備

川崎市
建設緑政局長
藤倉 茂起 氏
 川崎市は現在も149万人と政令指定都市で7番目、県庁所在地でない基礎自治体としては最大の人口を誇る。多摩川と鶴見川にはさまれた南北に細長い市域で、人口密度も2015年度に1万人を超えた。なお成長中の都市であり、道路の整備は必須だが都市計画道路整備率は68%と政令市の中でも下位に留まっており、今後殿町羽田空港線などの整備が期待されている。一方で橋梁の供用年数は50年以上が既に全体の3分の2を超えており、対策は待ったなしの状況だ。そうした道路…
独自の道を真っすぐ行こう、誰もついて来られないほどの独自の道を

オリエンタル白石 新社長インタビュー

オリエンタル白石株式会社
代表取締役社長
大野 達也 氏
 オリエンタル白石の新社長に大野達也専務が昇格した。大野新社長は同社 と日本橋梁を傘下に置くOSJBHDの新社長にも就任する予定だ。オリエンタル白石は業績を順調に伸ばし、急速に業績を回復している。その要因として、独自技術の追求、橋梁の補修補強、ニューマチックケーソンなどを中心した利益率の向上などが挙げられる。井岡前社長が中興した同社の基盤をどのように拡大していくか、新社長に戦略を聞いた。(井手迫瑞樹)Go straight,No chaser 一人ひと…
都市計画道路整備率は政令市中最低水準

横浜市 横浜環状北線が開通、北西線も工事が進捗

横浜市
道路局長
中島 泰雄 氏
 3月中旬に首都高速横浜北線が開通した横浜市内の高速道路。現在は2020年の東京五輪までの供用を目指し、北西線の建設も急ピッチで進めている。一方で、橋梁など道路構造物の老朽化は現在こそ20%程度であるが、25年後には80%程度まで拡大する見込みで、対策は待ったなしの状況だ。建設上のトピックスや構造物の特徴、維持管理上の課題について横浜市道路局の中島泰雄局長に詳細を聞いた。(井手迫瑞樹)北西線は東京五輪前の完成供用目指す 延焼遮断帯の形成に…
北西線も2020年東京オリンピック・パラリンピック開催までに開通目指す

首都高速道路 横浜北線がついに開通

首都高速道路株式会社
神奈川建設局長
寺山 徹 氏
 首都高速道路は、3月18日16時に横浜北線の供用を開始した。同線は、生麦JCT付近の複雑な構造物、JRの東海道本線や東海道新幹線、京浜急行電鉄などを跨ぐ高架の建設、延長5.9kmの横浜北トンネル、土木学会田中賞を受賞した大熊川トラス橋など多様な構造物を厳しい条件下で施工した。今後は北西線の建設を進めていくが、これも東京オリンピック・パラリンピック開催前の供用というミッションが与えられている。横浜北線の工事を振り返ってもらうとともに、北西線…
57号北側復旧ルートも建設へ

九州地方整備局 阿蘇大橋の架け替えに尽力

国土交通省
九州地方整備局
熊本河川国道事務所長
森田 康夫 氏
延べ10,000人のTEC-FORCEが復旧を後押し 応急復旧 橋梁前後の段差解消が主 国土交通省九州地方整備局は、昨年4月に発生した熊本地震以来、震災復旧にまい進している。震災直後は管理国道の復旧工事はもちろん、その後もミルクロードの啓開作業や俵山トンネルルートの暫定復旧、阿蘇大橋の架け替えや、国道57号北側復旧ルートの工事着手など、さまざまな事業に着手している。そうした話題を中心に熊本河川国道事務所の森田康夫所長に詳細を聞いた。(井手迫瑞…

現場を巡る

国道16号横断桁を550t油圧クレーンで夜間架設

横浜市 金沢シーサイドライン延伸工事が進む

 横浜市は、金沢シーサイドライン金沢八景駅の京浜急行金沢八景駅までの延伸について、工事を進めている。同駅は金沢シーサイドラインが計画された当初から、京急の同駅までの乗り込みを計画していたが、同駅付近の計画が再開発か土地区画整理かで決まらなかったことから現在の駅舎を仮駅として設置していた。現在は土地…
1kg当たり94000mgの鉛含む既設塗膜を除去

滋賀県 野洲大橋で循環式エコクリーンブラスト施工現場の見学会を開催

 滋賀県南部土木事務所は、一般県道小島野洲線の一級河川野洲川渡河部に架かる野洲川橋の塗り替えを進めている。同橋は既存塗膜に鉛を含有していることから、通常の塗膜除去工で1種ケレンすることができない。そのため循環式エコクリーンブラスト工法を採用して、塗膜除去し、塗り替え工を施工している。3月22日に同地で…

連 載

阪神高速道路の維持管理報文連載

③フレッシュアップ工事による維持管理

阪神高速道路株式会社
大阪管理局 保全部
保全管理課長代理
村上 陽二郎 氏
1.フレッシュアップ工事の概要 阪神高速道路は、一日約74万台(平成27年度)と非常に多くのお客様に利用されている。そのため、自動車の荷重を直接受ける舗装・伸縮継手装置などの設備は非常に傷みやすく、昭和39年の供用以降、定期的に補修を実施してきたところである。 舗装・伸縮継手補修工事は他の補修工事と比べ…
⑰維持管理分野は新たにつくるもの

民間と行政、双方の間から見えるもの

富山市
建設技術統括監
植野 芳彦 氏
1. はじめに いよいよ、新年度です。3月中は役所では恒例の人事異動で皆落ち着きませんでした。私は、役職が微妙に変わり「建設技術統括監」となり、これまで以上に権限が増します。この辺の役職名の違いの意味が良くわからないが、まあ決められた物なのでありがたく拝命する。私の任期切れを待ち望んでいた方々には、…
シリーズ「コンクリート構造物の品質確保物語」⑰

南三陸国道で行われる受発注者の協働思考 「対話」の重要性

横浜国立大学
大学院 都市イノベーション研究院
准教授 
細田 暁 氏
 インタビューシリーズの第五回目は、全国的に有名になった釜石山田道路小佐野高架橋A2製作工事にスポットを当て、同現場で代理人を務めたテラの菊池美富氏および同社で工務係長を務める菊池啓明氏に話を聞いた。新しい技術や品質確保技術を導入していく中で、如何に受注者側と発注者側が対話することが重要かということ…
-分かっていますか?何が問題なのか-㉔予想しなかったプレストレストコンクリート橋の欠陥と業界の体質(その3)

これでよいのか専門技術者

(一般財団法人)首都高速道路技術センター
上席研究員
髙木 千太郎 氏
はじめに 前回、前々回と供用している道路橋に発生した、予想もしていなかっPCT桁間詰床版の抜け落ち事故について、著名な建設会社の反省すべき対応とその後独自で行った原因究明の前半部分を説明した。しかし、社会基盤施設に関係している業界筋の人々には耳の痛い話であるかもしれないが、この手の話は山ほどある。何時…

首都高速道路 横浜環状北線の建設を振り返る

首都高速道路株式会社

神奈川建設局編
①はじめに 高速神奈川7号横浜北線(以下,「横浜北線」という)は、「横浜環状北線」として建設事業を進めてきた路線であり、2017年3月18日に開通した。 横浜北線は、高速神奈川1号横羽線の生麦ジャンクション(横浜市鶴見区生麦二丁目)から第三京浜道路の横浜港北ジャンクション(同市都筑区川向町)までをつなぐ約8.2…

『工法・材料ライブラリー』『記事』更新履歴

2017年4月4日 業界ニュース 横浜環状北西線のシールド発進式を開催
2017年3月9日 業界ニュース 長崎市 出島表門橋を公開架設
2017年3月3日 業界ニュース OSJBHD 新社長に大野達也氏を内定
2017年1月15日 業界ニュース 日本橋梁建設協会が新年交礼会
2016年12月4日 業界ニュース 池田甫氏を偲び「技術講演会」を開催
2016年11月2日 業界ニュース 第9回道路橋床版シンポジウムを開催
2016年8月5日 業界ニュース 新名神高槻~神戸間は開通を1年延期