最新インタビュー

U-NUTなど橋梁・土木分野含め堅調に推移

冨士精密 ゆるみ止めナットを始めて半世紀

株式会社冨士精密
代表取締役社長
和田 眞孝 氏
 冨士精密は、1962年に、業界で初めてメタルリングゆるみ止め機能を導入したナット「U-NUT」を開発し、ボルト・ナットのゆるみ止めに大きな変革をもたらした。以来、ユーザーニーズに合わせて「G U-NUT」、「S U-NUT」、「BL U-NUT」、「座金付U-NUT」、「CLIP U-NUT」、「フジロックボルトN型」といった新商品を開発していき、橋梁など土木・建築分野をはじめ、様々な分野で信頼を高め、採用実績を増やしてきた。今後について2年前に同社の三代目社長に就任し…
大阪湾岸道路西伸部、淀川左岸線延伸部、大規模更新・大規模修繕など

阪神高速道路 新設・保全を考慮した技術開発動向

阪神高速道路株式会社
技術部長
加賀山 泰一 氏
 阪神高速道路は、グループビジョン2030のもと、これまで以上に高い目標をかかげて、技術開発に挑戦していこうという大きな方針のもとで、大阪湾岸道路西伸部や淀川左岸線延伸部、大規模更新・大規模修繕などの事業に対応するために、様々な技術革新にいそしんでいる。今年度からは研究開発の検討体制をプロジェクト制に移行し、さらなる開発業務の効率化を図っている。その具体的内容や成果について、同社の加賀山泰一技術部長に詳細を聞いた。(井手迫瑞樹)…
新技術の民間公募で点検・維持管理の効率化を目指す

広島県 道路整備計画2016で7つの施策に取り組む

広島県
土木建築局長
三上 幸三 氏
 広島県は人口約283万人(平成30年1月推計)で、面積は全国11位の8,479km2となっている。県土は北部の雪寒地域から南部の温暖な沿岸・島嶼部まで広がり、「日本の縮図」とも言われている。構造物においても全国で課題になっているほとんどのことがあてはまる広島県の道路整備方針と維持管理の取り組みを同県土木建築局長の三上幸三氏に聞いた。社会資本を未来につなぐために適正なマネジメントが必要 定期点検を効率的に実施することが課題に ――広島県の特徴…
幸久大橋4車線化工事などが進展

茨城県 復興・創生期間内に重要路線を集中的に整備

茨城県
土木部長
富永 幸一 氏
 茨城県は平坦な地形であるため、道路実延長が北海道に次いで全国第2位となる約56,000kmを有し、そのうちの約4,200kmが県管理となる。県管理の道路では、東日本大震災からの復興を進めるため、復興・創生期間内の完成を目指してバイパスや道路拡幅などのさまざまな整備事業を進めている。また、供用後30年以上経過する橋梁が7割以上に達していることから、今後、維持管理費および更新費の急激な増加が見込まれている。こうした現状をふまえ、整備事業と保全の取…
沖縄自動車道北部区間 現在は湖辺底橋と福地川橋

NEXCO西日本 沖縄高速道路事務所 大規模更新・大規模修繕事業が、年1、2橋のペースで進む

西日本高速道路
九州支社
沖縄高速道路事務所
所長
工藤 紀行 氏
 西日本高速道路九州支社沖縄高速道路事務所は、沖縄自動車道57.3kmを所管している。とりわけ沖縄海洋博開催に際し、突貫工事で建設された北部区間(許田IC~石川IC間)25.9kmは内在塩分と飛来塩分による塩害により、中空床版桁やグレーチング床版に大きな損傷が生じ、大規模更新事業の対象として取替工事などが進められている。同事務所長の工藤紀行所長に詳細を聞いた。(井手迫瑞樹)IC間平均距離は4.8kmと短い 基地と隣接・通過している箇所は延長の約30%…

現場を巡る

②デンカフセグラス 繁茂する草の防除を効率的に行う材料

阪神高速技術の新技術・新材料

 阪神高速技術は、道路に面した法面、高架下の所有地などで繁茂する草の防除を効率的に行う材料として、新たにデンカと共同で「デンカフセグラス」を開発した。 デンカフセグラスは、石灰岩質の材料からなる「薬剤が入っていないプレーンコンクリートに近い」(同)物質から形成される材料。雑草を1cm以下にカットしたの…
①ドクターパト 規制速度で走行しながら1台で舗装や床版、高欄、遮音壁、標識柱などを点検

阪神高速技術の新技術・新材料

交通規制を必要とせず点検可能 阪神高速技術は、1台の車に各種計測機器を搭載して、舗装や床版、高欄、遮音壁、標識柱などを規制速度で走行しながら点検できる車両「ドクターパト」を開発し、阪神高速道路の維持管理に活用している。ドクターパトの点検は交通規制を必要としないため、渋滞の発生を避けることができる。…
突貫工事で建設した沖縄道北部区間ならではの構造形式に苦心

NEXCO西日本 沖縄高速道路福地川橋で鋼トラス橋初となる床版取替

 西日本高速道路九州支社沖縄高速道路事務所は所管している沖縄自動車道の福地川橋と湖辺底橋の床版取替を主とした大規模更新を行っている。とりわけ福地川橋では鋼トラス橋としては初となる床版取替であり、沖縄自動車道独自の構造と相まって手探りしながらの床版取替工となった。その内容について現地取材したものをま…
50度強の斜角、桁下には県道、通学路

NEXCO西日本関西支社 ロッキングピアを有する中国道安倉橋をRC巻立てで耐震補強

 西日本高速道路関西支社神戸高速道路事務所は昨年の8月末から、ロッキングピアを有する中国道安倉橋の耐震補強を進めている。安倉橋は中国道が兵庫県道142号線米谷昆陽尼崎線を跨ぐ箇所に架かる高速道路の本線橋で、安倉北交差点の南側に近接している。また、近くには宝塚市立安倉北小学校があり、県道の左右にある歩道…
施工方法などを照査した上でマニュアルなど策定へ

福北公社 北九州高速道路の床版補修・防水に首都高と同タイプを試験導入

 福岡北九州高速道路公社は、北九州都市高速道路1号線の勝山ランプ入口合流部および出口分岐部において、2000㎡強について、床版の補修、床版防水工、舗装の打替えを進めている。とりわけ床版補修と床版防水については首都高速道路で用いている手法と同様のものを試験的に導入している。 同社では、今後も一次供用区間で…
供用後50年を経過する橋梁は20年後には77%に

広島県 東広島高田道路(向原吉田道路)などの整備を推進

 広島県では、平成28年3月に策定した「広島県道路整備計画2016」で「広域的な交流・連携基盤の強化」「持続可能なまちづくりに資する道路整備」「道路施設の適正な維持管理」などの施策を定めている。それらの施策に基づき、現在、どのような道路整備と維持管理に取り組んでいるのかをまとめた。(仮称)江の川橋は送り出…
輪荷重により鋼床版に疲労き裂が発生

NEXCO東日本 幸魂橋鋼床版補修工事の現場を公開

 東日本高速道路(NEXCO東日本)関東支社三郷管理事務所は3月28日、報道陣に東京外環自動車道の幸魂橋鋼床版補修工事の現場を公開した。同路線は供用から26年が経過しており、幸魂橋は鋼床版に疲労き裂が発生していることから、NEXCO東日本では平成23年度から継続して疲労き裂の補修工事とSFRC打設による鋼床版補強工事を…
-7℃の寒中施工でも所定の性能を発揮

北海道岩見沢市 床版補修に「J-ティフコム」を採用

施工前のひび割れ注入、後の床版防水も不要 工期短縮、IC、LCCとも縮減できるため採用 北海道岩見沢市が所管する二股橋の床版補修に超緻密高強度繊維補強コンクリート「J-ティフコム」が使用された。既設床版上の舗装を切削機で撤去した後、WJで1cm程度上面のコンクリートをはつり、脆弱部を除去する。気温は-7℃と寒中…

連 載

㉙ 技術力とは何か

民間と行政、双方の間から見えるもの

富山市
建設技術統括監
植野 芳彦 氏
1.はじめに  新年度、あけましておめでとうございます。 新しい年度に向けて、希望に燃えている方々も多いのではないだろうか? 人事異動で異動された方も多いと思う。新天地でも心機一転御活躍を期待しております。人生はどうなるか、分からない。自分でコントロールしているつもりでも、なかなか予定通りの人生は歩…
-分かっていますか?何が問題なのか- ㊱鋼道路橋の耐久性向上(その3)

これでよいのか専門技術者

(一般財団法人)首都高速道路技術センター
上席研究員
髙木 千太郎 氏
はじめに 文頭から何時もの上から目線の物言いで申し訳ないが、敢えて言いたい「これでよいのか! 専門技術者」、何時になったら事故や不祥事の無い社会になるのか! 今の日本には、技術者の質を問われるような事件が多すぎる。私が毎回のように事故や不祥事を探し出し批判するので、これを読まれている方々の多くは口う…
コンクリート構造物の耐久性向上を定量的に確認

シラン系表面含浸材の含浸深さの非破壊管理を目指して

国立研究開発法人土木研究所 
寒地土木研究所 耐寒材料チーム
主任研究員
遠藤 裕丈 氏
■はじめに シラン系表面含浸材(以下、シランと記します)は、水や塩化物イオンの侵入を抑制する機能をコンクリート表層に付与する浸透性のコンクリート保護材です(シランの特徴については既稿(1、2)で紹介しておりますので、本稿では割愛させていただきます)。施工性、経済性、安全性に優れ、施工実績も増えており…

『工法・材料ライブラリー』『記事』更新履歴

2018年1月15日 業界ニュース 日本橋梁建設協会が新年交礼会を開催
2018年1月11日 業界ニュース 2017年度鋼道路橋は22万㌧