道路構造物ジャーナルNET

『高速道路の橋とともに40年』

④“マッチ・ポンプ”からの脱却!≪名港西大橋Ⅱ期線の無人ケーソン≫連載

高速道路の橋とともに40年

 今回は私が携わった事業から、名港西大橋Ⅱ期線を取り上げたい。1998年3月に供用を開始した伊勢湾岸道路東海IC~飛島IC間6.1㎞には、名港東大橋、名港中央大橋および名港西大橋からなる長大斜張橋群“名港トリトン”が建設されている。このうち名港西大橋は、諸般の事情から上下線分離構造となっており、Ⅰ期線は一般有料道路名港西大橋として、1985年3月に供用した。これら長大斜張橋の塔基礎は、すべてニューマ…

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③ 橋梁技術移転と草の根外交!≪キルギス共和国≫連載

高速道路の橋とともに40年

 今回は、私が携わった事業から、少し趣を変えて中央アジアの国、キルギス共和国でのコンサル業務を取り上げたい。キルギスのほかにもフィリピンやベトナム、カンボジアなどの業務も担当したが、私にとって一番インパクトがあり、かつ、我が国に情報が少ないキルギスでの業務を選ばせていただいた。本稿では、2013年から2015年にわたり、同国で橋梁の維持管理を指導させていただいた経験をもとに、主にギルギ…

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②難問に立ち向かう!≪若戸大橋の4車線化≫連載

高速道路の橋とともに40年

 今回も私が携わった事業から、若戸大橋の4車線化を紹介したい。この改築工事は、極力交通を確保しながら、技術的にも過去に例を見ない吊り橋の大規模改造工事であり、課題が山積していた。この難問に、限られた工事期間、事業費と技術職員で立ち向かい完成させることができた。今まさに厳しい条件の下、本格化している高速道路あるいは高規格道路の老朽化に伴う大規模更新・修繕事業に通じる部分があることに…

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①若い者にやらせてみる!≪全溶融亜鉛めっき橋の開発≫連載

高速道路の橋とともに40年

 日本道路公団、NEXCO中日本での40年以上にわたる経験から、何か書いてほしいとの依頼が来た。経験が長いだけで、何も書くネタがないと思ったが、いつの間にか承諾してしまったが、さて、現実問題として何を書いたらいいのか困ってしまった。というのも、工事報告的なものではなく、おもしろい内容でと、ハードルを上げられたからである。引き受けたことを悔やんでいてもしょうがないので、私が実際に主体的に…

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