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送り出し重量2310t 自走台車を用いる

北陸新幹線・福井架道橋 主桁約131m、手延機などと合わせて220mを送り出し

 鉄道建設・運輸施設整備支援機構(JRTT)は14日夜間に、北陸新幹線・福井架道橋の北陸自動車を跨ぐ部分の桁架設を行った。当日は同じく北陸道を跨ぐ武生架道橋、第3庄架道橋の架設も同時に実施されたため、同道の今庄IC~福井IC間(上下線)を20時から翌6時まで通行止めにして施工した。

 福井架道橋は橋長235mの3径間連続合成桁橋で、今回は中央径間(P2~P3橋脚間)の110mを送出し工法で架設するというものだった。送出しを行う主桁は延長131.3m、重量1,950tで、手延機72mと連結構を合わせた送出し部材は延長220.3m、重量2,310tに達している。

 通行止め規制完了後、21時30分から送出しを開始。桁後方に配置した自走台車を推進力として、中間台車2台、前方台車、P2およびP3橋脚上に駆動シンクロジャッキの設備で、P2側からP3側へ向けて123mを送り出した。途中、前方台車解放などの作業を行い、P3橋脚上に手延べ機先端が23時ごろに到達(送出し合計長86m)、その後、37mを2回に分けて送り出し、3時ごろに送り出しが完了した。


施工前


送り出しが進み、手延機先端がP3側に到達


14日送り出し完了時


 16日夜間には北陸道を通行止めの上、63mを送り出して中央径間の送り出しを完了させた。10月6日夜間には0.65mの桁降下を行う予定だ。



16日の送り出し完了後(JRTT提供)


 北陸新幹線の金沢~敦賀間(延長約125km)は、2022年度末の開通を目指して、工事が進められている。

 元請は、宮地・横河JV。

(2020年9月18日掲載)