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トンネル事業の専門工場を今秋に新設

日建リース工業・東宏 「ダーウィン台車」1号機を納入

 日建リース工業と東宏は8日、日建リース工業本社でトンネル事業に関する記者説明会を開催した。日建リース工業は、東宏を2018年9月に子会社化。東宏はトンネルに関連する特許技術や技術提案に採用される製品を多数保有し、コンクリート養生製品分野で60%のシェアを持っている。日建リース工業が持つ資金力と信用力、全国60カ所の営業拠点などの強みとともに、両社の相乗効果で同事業の強化を推進している。3年後には同事業の両社売上高を現在の倍となる100億円とすることを目指すという。

 昨年11月にはトンネル工事向け防水シート台車「ダーウィン台車」を共同開発し、7日に1号機が九州の道路トンネル工事現場に納入された。さらに、2現場(3台)での契約、引き合いが5現場(5台)あり、今後、さらなる納入拡大を図っていく。

「ダーウィン台車」は、門型の基礎部材と駆動部材、足場部材で構成されていて、足場部材には日建リース工業のクサビ緊結式足場「ダーウィン」を使用している。トンネル断面に合わせて足場部材のサイズを変えることができることが特徴。基礎部材とともに転用が可能で大幅なコスト削減を実現した。従来の台車は断面に合わせてオーダーメイドで製作するのが一般的で、断面が異なるトンネルでは改造が必要となり、その費用や納期が課題となっていた。

 また、日建リース工業では今秋を目途に、千葉県山武市にトンネル事業の専門工場(敷地面積:約13,800m2)を新設する。同社が保有する「モール・ストレッチ・コンベヤ」などの延伸コンベヤや破砕機本体、関連資材の保管と整備を行うことが目的で、供給体制の強化を図る。



初納入された「ダーウィン台車

(2020年7月10日掲載)