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高さ80m、斜度が90度近いのり面に作業構台を1カ月で組立

日綜産業 マルチアングル(MA)工法が「様似町ルランベツ法面補修工事」に採用

 日綜産業が展開するのり面作業構台「マルチアングル(MA)工法」が北海道の「様似町ルランベツ法面補修工事」に採用された。現場は、高さ80m、斜度が90度近いのり面で、のり面アンカー117本を打ち込むための削孔機を載せる機械構台として、横29スパン(1スパン1,225mm、合計約36m)、高さ17段(80m)にわたり約150tが納入された。



高さ80mの急斜面の現場に採用された「マルチアングル工法」


 同工法は、のり面のアンカー工事やボーリング工事での機械構台や、乗り入れ構台用として使用するユニット足場。固定部材がシステム化されてハンマー1本で組立・解体ができること、削孔機械の重量やアンカー工事による振動などに耐えうる十分な強度を保持していることなどが特徴となっている。単管とクランプや番線を用いた従来足場と比較して、工程で約4割~5割の短縮が実現できるとともに、構台作業床の外周に手すり・幅木の設置が可能で安全性にも優れている。



組立のしやすさに加えて、十分な強度と安全性も実現


 工事元請会社である池田建設の三角学所長は、「スピーディーに安全な足場が組み立てられ、工程管理がスムーズにできた。海沿いで風が強かったが、壁繋ぎで揺れが少なく安全に作業ができた」とMA工法を評価した。足場の施工会社からは、「揺れが低減されることにより、安全面で大きなメリットがある」(北海道三佑・本多忠高環境防災部次長)、「クサビシステムなので、クランプの締め忘れの心配がなく、ヒューマンエラーが少ない。今回で2現場目の施工となったが、1カ月で組立が完了できた」(鋼管ビルド・山本雄次社長)との感想が聞かれた。

(2020年4月2日掲載)