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入札不調対策のさらなる取組みも発表

NEXCO西日本 中国道吹田JCT~中国池田IC間 リニューアル工事で約16日間終日通行止めに

 西日本高速道路(酒井和広社長、右肩写真)は25日、定例会見を開催した。今回は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からネット配信によって行われ、中国自動車道 吹田JCT~中国池田IC間の通行止め日程や入札不調対策のさらなる取組みなどが発表された。

 酒井社長は冒頭の挨拶で、3月1日から22日までの管内の高速道路の状況について「代表15区間の平均断面交通量が対前年比約9%の減少、SA/PAの物販・飲食関係の売上が対前年比約3割の減少となった」(いずれも暫定値)と報告した。

 中国道吹田JCT~中国池田IC間(約11km)は高速道路リニューアルプロジェクトにともない、6月12日午前0時から28日午前5時までの約16日間、上下線終日通行止めとなる。同区間のリニューアル工事では、国道423号(新御堂筋)を跨ぐ御堂筋橋(上り線、延長49m)の床版と鋼桁の取替えを行うほか、吹田JCT橋(延長624m)を含む3橋の床版防水工・壁高欄補修・伸縮装置取替え、および区間内の路面補修などを実施する。同社では期間中、新名神高速道路などへの迂回を呼びかけるほか、専用サイトでの情報発信を行う。



終日通行止め区間


リニューアル工事の内容


 同社の工事で入札不調が2015年度から上昇し、2020年1月末時点で20.5%に達していることから、その対策としてさらなる取組みを行うことを明らかにした。内容は、①協議合意方式の適用範囲の拡大、②不落札協議の全工事への適用、③工事の総合評価落札方式における価格評価基準額の見直し、となっている。①と②は4月から、③は7月から適用する。

 ①については、これまで契約制限価格が4億円未満までの工事に適用していたが、4月1日以降に手続きを行う工事については、WTO政府調達基準額(高速道路会社23億円、2020年4月1日~2020年3月31日に契約締結する工事)未満までの工事に適用可能とする。②については、時間的余裕がない工事や合理的な積算が困難な工事など一定の条件を満たす工事に適用していたものを、すべての工事に適用可能とする。③では、低入札基準価格を下回って契約締結する工事の発生の低減を目的として、価格評価基準額を現行の低入札基準価格まで引き上げることとする。この変更により、価格評価基準額は、平均的に契約制限価格に対して88%程度であったものが92%程度に上昇することを見込んでいる。

(2020年3月25日掲載)