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上信越道 碓氷軽井沢IC~佐久IC間の本復旧には時間がかかる見通し

NEXCO東日本 防災対策のさらなる推進を図る

 東日本高速道路(小畠徹社長、右肩写真)は18日、本社で定例会見を開催した。冒頭、9月に国土交通省が策定した「高速道路における安全・安心基本計画」を踏まえ、同社の実施計画を16日に国土交通省に報告、計画の策定を進めるとの説明を行った。(※編集部注:20日に「高速道路における安全・安心実施計画」を公表

 小畠社長は今年1年を振り返り、「事業は一部遅延もあったが、達成することができた。しかし、管内では台風15号や19号などの影響があり、広範囲にわたり通行止めをせざるを得なかった」と述べ、「来年以降は高速道路における安全・安心基本計画をもとに事業化できることを実行していく」とした。

 また、台風19号で上信越道 小布施スマートICと常磐道 水戸北スマートICが水没(小布施スマートICは11月29日、水戸北スマートICは12月2日に閉鎖解除)したことを受け、「水没する事態とならないように、管理事務所や自家発電装置をどこに置くか、具体的にはかさ上げの必要性を強く感じた」と述べた。のり面崩落や地滑り対策については「地下水のレベル管理やのり面の動きをセンサーでモニターすることをきめ細かく行っていかなければならない」としたうえで、「供用後30、40年経過している道路が多くなっており、点検・補修により力を入れる必要がある」との考えを示した。

 台風19号で盛土変状が確認された上信越道の碓氷軽井沢IC~佐久IC間は、本復旧に向け、「上信越自動車道・長野自動車道 のり面対策技術検討会」で検討を進めており、現地ではボーリング調査を実施中。本復旧には時間がかかる見通しだ。



小布施スマートIC(左)と水戸北スマートIC(右)の状況

(2019年12月19日掲載/20日一部追加修正)