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約30人がAdvance Meetingに出席

ブラスト施工技術研究会 塗膜剥離剤やブラスト機材について情報共有

 鋼橋塗装時などのブラスト品質向上を目指すブラスト施工技術研究会(会長=小寺健史・極東メタリコン工業代表取締役専務)は6日、東京・品川で「Advance Meeting」と題する会議を開催し、約30人が出席した。

 会議では、品質ワーキンググループ(WG)、安全WG、施工蓄積WGから報告がなされた後、塗膜剥離剤について新たに賛助会員になったネオスの久保麻威工氏が説明を行った。これは、「塗膜剥離剤で有害物質を除去してから、ブラストで素地調整を行うことが増えているため、(ブラスト施工業者は)前工程のことも理解しておく必要がある」(小寺会長)との考えから企画されたものだ。

 久保氏は、塗膜剥離剤の種類やその特徴、剥離のメカニズム、剥離剤でできることを分かりやすく語るとともに、有害物質の飛散防止対策で塗膜剥離剤の需要は伸びており、現在、鋼構造物用剥離剤の国内メーカーは11社に達していると語った。また、自社のNEシリーズの特徴にも触れた。

 当日はブラスト機材についても吉原鉄工所の吉原氏から説明がされた。ブラストタンク(圧力容器)の製造手順や安全装置の種類、さらに工法別(乾式、湿式、バキュームなど)機材の長所と短所が詳しく語られた。またブラスト機材の紹介として、交永の神崎氏が自社の小型連続式ブラストタンクCSVを説明、新東工業の佐藤氏がショットピーニング技術の紹介を行った。

 同研究会は、「総合的にブラストのことを考えていく」(小寺会長)ために、ブラスト施工業者や装置メーカー・研削材メーカーのみならず安全保護具メーカー、足場資材メーカー、産業廃棄物業者などのブラストに関わるすべての業種が会員となっている。現在の会員数は、正会員22社、賛助会員6社。


約30人が出席。塗膜剥離剤の説明などに熱心に耳を傾けた

(2019年12月10日掲載)