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透光率45%のパネルを使用し採光性を確保

日綜産業 足場内部から組み立て・解体が可能な防護工「クイックパネライト」

 日綜産業は、足場の新しい防護工システムとして「クイックパネライト」を開発し、8日と9日に東京ビッグサイト青海展示場で開催された「ハイウェイテクノフェア2019」に出展した。足場内部から組み立て・解体ができるので作業員の安全性が確保できるとともに、透光率45%のパネルを使用することで足場内の明るさを確保した。また、パネルにはルーバー式開閉機能があり、通気や換気が可能で作業環境の向上を図ることができることも特徴となっている。

 同社の先行床施工式フロア型システム吊足場「クイックデッキ」専用の防護システムとなっており、パネルはアルミフレームと防音シートで構成される「S-Line」とアルミフレームとポリカーボネート板の「P-Line」の2種類。サイズは高さ900mm、幅400~2,500mm。重量は12.6kg(高さ900mm×幅2,500mmのS-Line。同サイズのP-Lineは16kg)と軽量化を実現した。

 従来のコンパネによる板張り防護工では、熟練工でないと施工できない、台風時の倒壊の恐れなどの課題があったが、クイックパネライトでは、軽量パネルをはめ込む簡便な施工方法なので熟練工を必要とせずに一人での作業が可能だ。また、風速30mまで耐えることができ、それ以上の風速が予想される時にはパネルを取り外して対応することもできる。

 10月から北九州の高速道路橋下部工補修工事で採用されているほか、11月からは和歌山県内の高速道路橋新設工事に採用される。


足場内部からパネルの脱着が一人で可能


(左)パネルを開閉できる


 NEXCO西日本、富士技建と同社が共同開発した鋼トラス橋の仮設検査路足場「ダブルハンガーデッキ」も出展された。トラスト橋下弦材からの取付作業が可能で、ユニット化されているため落下の危険性が少ない製品となっている。すでに、大分道の月出山川(かんとうがわ)橋、南九州道の飯牟礼橋で採用実績があり、11月からは熊本道の足算瀬(あしかんぜ)橋で採用される。



鋼トラス橋の仮設検査路足場「ダブルハンガーデッキ」

(2019年10月10日掲載)