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早期復旧目指し橋桁の取替範囲・工法を検討

国土交通省 横浜港南本牧はま道路復旧工法技術検討委員会の第1回会合を開催

 国土交通省関東地方整備局は24日、横浜第2合同庁舎14階で横浜港南本牧はま道路復旧工法技術検討委員会(委員長=清宮理早稲田大学教授)の第1回会合を開催した。9日の台風15号で被災した南本牧はま道路の橋梁および桟橋部分の復旧工法を検討するもの。 現在は詳細な点検を進めている状況。鋼橋部は目視により損傷の影響が見受けられないため、張出部の損傷個所のみを部分取替する方向で検討する。PC桟橋は桁全体もしくは部分的な取替の両方を検討する。撤去・架設方法は未定。

南本牧はま道路の概要図(国土交通省関東地方整備局提供資料より抜粋)


 被災したのは、南本牧運河上を跨ぐ3径間連続鋼床版箱桁(約500m)の内、南本牧コンテナターミナル(CT)側の約100m部分とPC桟橋部110m。走錨して橋梁への激突を引き起こしたのはパナマ船籍の貨物船船「M/V Bungo Princess」(6,736t)。鋼桁とPC桟橋の境となる橋脚付近を中心に、鋼桁部は鋼床版張出部がめくれ上がるように損傷し、PC桟橋部に至っては2径間分の桁が脱落するなどの大きな損傷を受けた。

道路上から見た損傷状況


海上部から見た損傷状況

 委員会はあと2回ほど開く予定だが、現在は南本牧CTの交通が、南本牧大橋1本となっており、高速道路へのリンクも一般道を介する必要があることから、早期の復旧を目指す。同橋建設時(損傷部)の製作・架設は、鋼桁部が川田工業・日立造船JV、PC桟橋工区が五洋建設。(2019年9月27日掲載、井手迫瑞樹)