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2018年度の施工実績は約120000m2

循環式エコクリーンブラスト研究会 エコクリーンクールスーツとエコクリーンブラストシートがNETIS登録

 循環式エコクリーンブラスト研究会(山田博文会長、右肩写真)は23日、東京都中央区のTKP東京セントラルカンファレンスセンターで中間報告会を開催した。
 山田会長は冒頭の挨拶で、「皆様のご尽力のおかげで、今年度は北海道でも循環式エコクリーンブラスト工法が発注者指定で初めて採用され、全国にその名前がさらに浸透してきている」と述べた後に、最近の動向に触れて、「エコクリーンハイブリッド工法(循環式エコクリーンブラスト工法に特殊鋼球を用いたショットピーニング処理を併用することにより腐食対策と疲労対策が同時に可能になる工法)がNEXCOおよび国土交通省で採用され、数件の発注を頂いている。本工法も実用化に向けてスタートが切れた。また、エコクリーンクールスーツとエコクリーンブラストシートのNETIS登録が完了した。水系ブラスト粉塵軽減剤『エコクリーンバイオ』を含めて、総合的に“エコクリーン”という形で世の中にアピールをしていきたい」と語り、さらに「7月に首都高速道路の鋼橋塗装設計施工要領の改訂があった。これまで循環式ブラスト工法は本格採用に至っていなかったが、今回の改訂で標準工法として採用されることになった。研究会の皆様と力を合わせていきながら、夢を見られる会にしていきたい」と決意を述べた。

 NETIS登録については、エコクリーンクールスーツが4月5日に、エコクリーンブラストシートが7月18日に登録されたことが報告された。エコクリーンクールスーツ(NETIS:CB-190009-A)は、エアライン式上下分離型の全身防護服で、全身を陽圧により有害粉じんから隔離防護することが特徴。冷気変換装置を装着することで夏場の熱中症対策も可能になる。エコクリーンブラストシート(NETIS:CB-190023-A)は、防炎性能を有し、従来品より高強度で耐久性が高いため、有害粉じんの足場内への漏洩防止に優れるとともに、補修や交換が不能となっている。また、柔軟性があるため、狭隘な隅角部や複雑な形状の防護にも優れている。
 エコクリーンハイブリッド工法の普及に向けては、ショットピーニング処理において投射材(特殊鋼球)の品質が重要になる。しかし、これまで適切な規格がなく、業界や使用者から標準化を求められていたことから、「鋼構造物への循環式ショットピーニング用ショット」のJIS規格化のためにJIS原案作成委員会と分科会を立ち上げ、議論を行ってきたことが報告された。委員会と分科会により原案は完成し、年内にはJISC(日本産業企画調査会)に申出を行う予定だ。
 新規にデーロス・イースト(正会員)、三好塗装工業、鳥羽建設、平世美装(以上、準会員)が入会し、山崎塗装店が準会員から正会員に昇格されたことが報告された。
 循環式エコクリーンブラスト工法の2018年度の施工実績は、約120,000m2となっている。

報告に耳を傾ける会員各社の出席者

(2019年8月24日掲載)