藤野陽三会長の日本学士院賞受賞記念講演も実施
道路橋補修・補強i-ギルド研究会 「インフラ保全技術講演会」を開催
公開日:2019.08.03
道路橋補修・補強i-ギルド研究会(藤野陽三会長、右肩写真)は2日、東京大学本郷キャンパスで「インフラ保全技術講演会」を開催し、約120人が出席した。藤野会長は開会の挨拶で、「当研究会は来年、20周年を迎える。その間、補修・補強に関するさまざまな調査をしてきたが、今年度は7月に久しぶりに海外調査を行った。道路橋の補修・補強において現実にある問題を議論するのが当研究会なので、講演でも現実的な話を発表してもらい、活発な議論をしていただければと思う」と述べた。
同会では、「コンクリート構造物のはつり処理に関する研究概要」(谷倉泉氏/施工技術総合研究所)、「欧州コンクリート構造物調査報告」(上阪康雄氏/コサカ設計・アソシエーツ)、「AIとインフラメンテナンス」(阿部雅人氏/ビーエムシー)、「コンクリートの最近の話題」(前川宏一副会長/横浜国立大学)の講演が行われたほか、藤野会長の日本学士院賞受賞記念講演「橋から橋渡しへ」が行われた。
講演会には約120人が出席した
(2019年8月3日掲載)