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排水性と滑り抵抗値の向上を実現

日本製鉄 覆工板「メトロデッキ」を50年ぶりに改良

 日本製鉄は、覆工板「メトロデッキ」の表面の縞目模様を改良して6月から販売を開始した。本商品の改良は約50年ぶりで、排水性と滑り抵抗値の向上を図った。

 従来品はスリップ防止のためにH形鋼の表面に格子模様の凹凸をつけていたが、凹部に雨水などが溜まりやすかったことから、長手方向に排水溝を付与した「溝付き格子模様」に変更。これにより、従来の材質・寸法・構造性能はそのままに、路面乾燥時間を従来品と比較して5分の1に短縮するとともに、路面乾燥時における滑り抵抗値を約15%向上させることを実現した。

「メトロデッキ」は1963年の販売開始以来、地下鉄工事をはじめ地下街の建設、地下配管工事などの各種路面掘削工事や、仮設橋梁、作業構台に使用され、そのシェアは5割を超えている。近年では仮設橋梁、作業構台への使用が増え、東京外かく環状道路・千葉区間の建設時や地方自治体の橋梁架替事業での仮橋などにも採用されている。



改良された縞目模様(左)と従来品との排水性比較(右)


縞目模様の変更

(2019年7月12日掲載)