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技術発表大会 塗膜粉塵飛散防止液などについて報告

橋塗協 定時総会・技術発表大会を開催 奈良間会長が再任

 日本橋梁・鋼構造物塗装協会(橋塗協)は17日、東京・アルカディア市ヶ谷で第8回定時総会を開催した。奈良間力会長(右肩写真)は挨拶で、「技術革新が進むなかで我々の塗装業界が変化に対してどのように対応していくかが課題になってくる。また、担い手不足や働き方改革、外国人実習生の受入といった課題があるなかで、それら課題の細部を詰めていかなければならない状況にある」としたうえで、「専門工事業者として業界を守り、後世に伝えていく大きな義務がある」と述べた。総会では、千葉塗装、松草塗装工業の2社が2018年度に新規入会し、2018年度末時点の会員数が101社(正会員83社、賛助会員18社)となったことや、新たな顧問として佐藤信秋参院議員を迎えたことが報告された。役員改選においては奈良間会長が再任し、4期目を務めることとなった。




 総会では会長表彰も行われた。表彰者(敬称略)は以下の通り。

 優秀施工賞が、冨田崇博(大同塗装工業)、槌谷渉(大同塗装工業)、雲雀真一郎(建装工業)、井田司(フジペン)、福原智行(東海塗装)、浦添栄太(東亜塗装工業)、安全施工者表彰が、草彅和男(ナカセン)、優秀技能者表彰が、沢登正喜(コーケン)。


 総会に先立って行われた第22回技術発表大会では、岩田直樹氏(島津テクノリサーチ)による「橋梁等の鋼構造物における旧塗膜除去有害物質調査と対応」、安波博道氏(土木研究センター)による「『スポットリフレ工法』~貴方の車には小きずでも全塗装を行いますか?~」、中西功氏(スズカファイン)による「塗膜粉塵飛散防止液の開発」、西森修次氏(四国総合研究所)による「塗膜剥離を抑制する新型変性エポキシ樹脂の開発~線膨張係数に着目した塗料設計の今後の展望~」が報告された。



技術発表大会には168人が参加した


 岩田氏は、PCB含有塗膜の調査について省庁からの関連通知内容を説明した後、試料採取方法や分析方法の選択などに言及した。中西氏は、素地調整時に発生する塗膜粉塵を大幅に低減する水性湿潤化材(モイストップK)に言及。ディスクサンダーによる素地調査試験では、水性湿潤化材を塗布した場合、塗布しなかった場合と比較して粉塵量を80%以上低減できたと報告した。

(2019年5月21日掲載)