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独クリーンレーザーシステムの技術を活用

クリーンレーザージャパン.プロ 最新レーザークリーニング技術により錆や既設塗膜を除去

公開日:2019.04.02

 クリーンレーザージャパン.プロは、世界最大シェアを持つレーザークリーニング装置専門メーカ“独クリーンレーザーシステム社”の装置を使用し、橋梁を始めとする各種インフラ設備メンテナンス業務(塗装剥離・塗装前洗浄・錆除去)を開始する。 

クリーンレーザーシステム

システムの概要
 レーザークリーニングは、アブレーションと呼ばれる特定のパラメータで集光されたレーザー光を塗装や錆に吸収させて昇華(気化)させることでそれらを除去するもの。除去後レーザー光は金属母材で反射しクリーニングプロセスは終了する。
 環境規制に厳しい欧米では既にクリーンレーザーシステムを使用した原子力除染、プラントメンテナンス、建造物クリーニングが実用されており、「各種インフラ設備など各分野の老朽化対応で導入検討が進む日本市場にて、この信頼性のある技術でのサービスを加速していきたい」(同社)考えだ。

 レーザークリーニング装置は主にオペレータが持ち運びできる低出力モバイルモデル(主に添接部対象)、またレーザーヘッドまでの距離(ファイバー)を100mまで延長できる1000Wモデル(広い面積の塗装・錆除去)が対象となり、それぞれの特徴を活かした作業適用を実施する。

低出力タイプ


高出力タイプ


クリーニング時には昇華された対象を吸引しながら施工する
 クリーニング時には昇華された対象を吸引しながら行う為、「既存技術と比較するとブラストや薬剤等が不要に加え飛散物がない、廃棄物が極端に少ない等メリットも大きい。また対象金属素材への熱・機械的影響もない為(強度や応力変化がない)、クリーニング対象物に影響がない、作業者が作業し易い設計であることも優位性」(同)となる
 問合せは同社 http://www.cleanlaser.pro/、またクリーンレーザーシステム装置詳細・販売、動画等についてはクリーンレーザージャパン http://www.cleanlaser.jp/ まで。

(2019年4月2日掲載)

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