両航路とも2つの斜張橋形式を比較し約1年で絞り込む
【速報】近畿地方整備局・阪神高速 大阪湾岸道路西伸部の主橋梁構造は斜張橋に
公開日:2018.12.14
【速報】国土交通省近畿地方整備局と阪神高速道路は14日、大阪湾岸道路西伸部(六甲アイランド北~駒栄、14.5km)の2航路部を跨ぐ橋梁について橋梁形式比較案発表した。新港・灘浜航路部は①等径間(650m×4)の連続斜張橋と②中間部に橋脚を入れた単独斜張橋×4橋案、神戸西航路部は①1主塔斜張橋(斜張橋部は1060mで 単独主塔の斜張橋としては、最大規模、沖側から見た景観性も優れる)と②2主塔斜張橋案とした。
新港・灘浜航路部比較案
神戸西航路部の比較案
新港・灘浜航路部については、連続斜張橋について景観性と維持管理性に優れる一方、可撓性などの技術的課題に対してより詳細な検討を進める必要があるとし、単独斜張橋との優劣を判断するとした。
神戸西航路部については、平面線形と景観性に加え、コスト面でも優れる1主塔斜張橋について技術的課題に対する、より詳細な検討を進めるとともに、2主塔斜張橋との優劣を判断する方針だ。
今後は予備設計の上、約1年をめどに詳細設計候補を絞り、詳細設計に向かう。