2径間188mをFC船で撤去
NEXCO西日本 関西国際空港連絡橋損傷桁を2週間をめどに撤去
公開日:2018.09.10
西日本高速道路は8日、タンカー衝突によって被災した関西空港連絡橋の空港側2径間(A1~P2)橋桁(桁長は188m)の撤去作業の進捗状況を発表した。8日には作業海域の水深や障害物調査を行い、9日までに橋桁の固定、吊金具取り付け部の舗装撤去までを完了した。今後は吊金具を取り付けた上で、2週間をめどに損傷桁をFC船を使って撤去する予定。1径間あたりの鋼重は約1,000tで1径間ごと2回に分けて撤去する。FC船は3,700t吊の定格荷重を有する深田サルベージ建設の『武蔵』を採用する。
(2018年9月10日掲載、11日加筆、井手迫瑞樹)
損傷部(A1~P2)
撤去する桁の損傷状況
水深や障害物を調査
損傷した桁の固定