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老朽化対策に真摯に取り組む

NEXCO東日本新社長に小畠徹氏が就任

 東日本高速道路は26日、同社本社で小畠徹社長(右肩写真)の就任会見を開催した。NSユナイテッド海運の社長を7年間務め、同日の株主総会後の取締役会で社長に選任された小畠社長は挨拶で「これまで外部からNEXCO東日本をみてきたが、高速道路ネットワークの建設、管理という公共性の高い事業を担っていることは理解していた。また、東日本大震災の際の迅速な復旧なども強く印象に残っている。お客様第一を貫こうとする社員一人ひとりの思いを共有しながら、積極果敢に業務に取り組めるように社員と意見交換をしながら、NEXCO東日本グループをより良い企業にするべく先頭に立って前進していく」と述べた。

 リニューアルプロジェクトをはじめとする老朽化対策については、「ダメージが出る前に、早めに老朽化した箇所を見つけ、修繕できるように全体計画を立てている。今後、老朽化対策をスマートに行っていくことは会社としての課題であり、技術的な蓄積も含めて真摯に取り組んでいかなければならないと考えている」と語った。

 今後の抱負と自らの役目に関して、「グループ全体を今以上に明るく風通しの良い職場にしたい。そのためにはみんながひとつの方向性を持っていることが大事になり、そこに向かって個々の力を出しやすくするのが社長の仕事だと考えている。明るく風通しの良い職場は安全がベースになければならないので、安全第一を優先していきたい。それが結果として、高速道路の安全、安心、快適なサービスを供給するベースになる」と話し、「ひとりの力でできることはない。全体の力を集めることで事業は前に進み、新しいことができる。全体の力を集めるために自分で旗を立てて言うことも大事かもしれないが、役職員から直接意見を聞き、それを集約することがトップの役目」との考えを示した。

 新しい収益事業では海外展開に触れ、「高速道路の運営・管理について他の国に提供できる技術とノウハウがあると考えている。新興国に対して、どのような協力、ビジネスができるかは個人的に関心が高い」と述べた。

(2018年6月27日掲載)