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2018年度に施工指針の発行と点検要領の作成を行う

日本建築あと施工アンカー協会 第25回通常総会を開催

公開日:2018.06.08

 日本建築あと施工アンカー協会(略称=JCAA、会長=山本忠男)は7日、東京都港区の品川プリンスホテルで第25回通常総会を開催した。山本会長は冒頭の挨拶で「あと施工アンカーの昨年度の市況は、金属拡張アンカーが前年度比5%増、その他アンカー類が同約6%増となっているが、接着系アンカーは同2.5%減だった。金属拡張アンカーでは約2億3,000万本の売上があるが、成長を支えるためにはアンカーを利用していただける施主の皆様に信頼を得ることが重要である。そのため、当協会では施工技術者資格制度を導入し、正しい施工の普及に努めている。昨年度も約1万人の方が資格試験を受験してくれたが、まだ資格保有者の数が少ないので、会員の皆様と資格者拡大に尽力していきたい」と述べた。

 2018年度のおもな事業計画として、あと施工アンカーの品質向上に向けて、「あと施工アンカー施工指針(案)(接着系/注入方式/カートリッジ型)」の発行や、「あと施工アンカー点検要領(案)」の作成が承認された。また、任期満了にともなう役員の改選が行われ、理事会で山本氏の会長再任が決定された。

(2018年6月8日掲載)

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