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鋼橋補修での環境保全と安全安心を高く評価

循環式エコクリーンブラスト工法が環境賞環境大臣賞を受賞

 平成30年度「環境賞」贈賞式が7日、東京・霞が関の霞山会館で行われた。環境賞は昭和49年に創設され、環境保全に関する調査、研究、技術・製品開発、実践活動で画期的な成果をあげた法人、団体などに環境大臣賞など各章が授与されるもので、今年度が45回目となる。

 環境大臣賞は「鉛・PCB廃棄物を削減する循環式ブラスト塗膜除去」(ヤマダインフラテクノス・日本構造物循環式ブラスト技術協会・循環式エコクリーンブラスト研究会・岐阜大学)が受賞した。鋼橋の塗膜除去で金属系研削材を粉砕する際に起きる有害物質を含む粉じんの発生を大幅に削減し、研削材の再利用によるコスト削減が可能になることが高く評価された。

 受賞の挨拶でヤマダインフラテクノスの山田翔平取締役は「“ゴミを減らせば世界が変わる”を合言葉に、人と地球に優しい技術を開発し、数多くの施工実績を積み上げた成果が、(環境大臣賞受賞という)最高の形で報われた。循環式エコクリーンブラスト工法が普及することで環境が守られるのであれば、私どもの使命は本工法の国内および世界に向けた普及活動を続けることであり、さらなる環境負荷低減工法に挑戦していくことだと考えている」と述べた。また、同社の山田博文社長は記者に対し、「15年近く環境保全に携わってきて、本工法で念願の環境賞を受賞できたことで活動が実った。今後は、本工法をグリーン購入法の特定調達品目にしていくことが早急の課題であると考えているので、さらなる努力を続けていく」と語った。



左から、鈴木実氏(循環式エコクリーンブラスト研究会理事)、山田翔平氏(ヤマダインフラテクノス取締役)、伊藤忠彦環境副大臣、山田博文氏(日本鋼構造物循環式ブラスト技術協会理事長・ヤマダインフラテクノス社長)、木下幸治氏(岐阜大学工学部准教授)


伊藤忠彦環境副大臣からの賞状授与と挨拶を行う山田翔平取締役

(2018年6月7日掲載)