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1車線の車線規制で作業可能 徳社許可や後尾警戒車が不要

フジ建機リース 大型点検車「AB1400X」を導入

 フジ建機リース(大阪府)は、一般道における橋梁の補修工事・維持管理工事に向けた大型点検車「AB1400X」を導入した。同機はアウトリガーを必要とせず、占有幅が約3mと狭いため1車線の車線規制で作業を行うことができるほか、カウンターウェイトを可搬型としたことで、ウエイトを積まない時、カウンターウェイト2t搭載時、カウンターウェイト4t搭載時と3段階の使用方法が可能。これは日本国内の走行車両に対する従量規制(25t未満)を回避することが目的で、特車許可や後尾警戒車が不要となる。

 同機の最大能力は、カウンターウェイト4tの搭載時に発揮され、最大5mの歩道を越えて作業ができるほか、最大地下深さは国内最大クラスの19mまで下降が可能になる。この5mの歩道を越えて橋梁下部の維持管理などの作業が可能になる点が国内唯一の能力で、関西では淀川大橋や浜寺大橋など歩道の大きい一般道の橋梁での採用が実現している。

 橋梁のなかでも一般道は歩道が設置されていることが多く、点検車を使用する場合は歩道を越えるアームは必要になる。この能力において最大5mという値は国内唯一の能力で、比較検討の対象はロープアクセスなど車輛を使わない工法になる。しかし、同社では工事全体の工期やコストを比較した際、十分にメリットを発揮することができるとしている。

 このほか、アウトリガーを不要にしたことで、従来は点検時に点検を中断してアウトリガーを収納して移動していた手間がなくなり、同機ではバケットに作業員をのせたまま低速移動が可能。さらに、この時の事故防止のためにインターコムシステムを導入し、バケットと運転席、ターレットコントロールパネルの3点において移動許可ボタンを設置、それぞれでボタンを押さなければ移動しないシステムとした。

 さらに、バケットは積載荷重250㌔で、従来機「AB1400」はバケットが固定式だったが、新型機は左右に90°首振りができるようになった。

●一般道向け、従来の橋梁向けでできない範囲をカバーする意図

●片側交互通行ができる

●4000またげる(歩道のある一般道向け)

●淀川大橋、浜寺大橋など歩道が大きい一般道の橋梁、台船の入れない浅瀬部分

●ロープアクセス工法など他の工法との比較でメリットを出す




「AB1400X」施工例