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プロピオン酸ナトリウムを活用

NEXCO中日本など3者 散布による塩害を抑制できる凍結防止剤を開発

 中日本高速道路は、富山県立大学、寒地土木研究所と共同で開発したプロピオン酸ナトリウム(右肩写真:顆粒タイプ)を活用した新たな凍結防止剤を開発した、と発表した。従来の塩化ナトリウムや塩化カルシウムを用いた凍結防止剤と比べてほとんど同じ凍結防止剤の性能を有しながら、プロピオン酸ナトリウムの混入量によるが、鉄筋の腐食減少量は5分の1~2分の1程度に抑えることができる、という。


 その反面、プロピオン酸ナトリウム1:塩化ナトリウム9の混合物でも、単位あたりの費用は2倍程度に上昇するとのこと。それでもコンクリート構造物が塩害により損傷し、メンテナンスするコストを考えれば、導入を検討する価値があるとみているようだ。現在は室内試験を終えた段階であり、今後は現場での試験も行うよう検討している。
(2017年12月22日掲載)