HOME業界ニュース一覧循環式エコクリーンブラスト研究会が中間報告会を開催

業界ニュース詳細

現在11社で150ノズルが稼働

循環式エコクリーンブラスト研究会が中間報告会を開催

  循環式エコクリーンブラスト研究会は、24日、東京八重洲のカンファレンスセンターで中間報告会を開催した。同会の山田博文会長(右肩写真)は冒頭挨拶で、「ゴミを減らせば世界が変わる」という考え方を基調にして研究会を通じて循環式エコクリーンブラストの普及を進めてきたが、現在は九州などから入会された会社もあり、設立当初では考えられなかったほど広がってきている」と述べた。続けて「実施済み施工面積は平成17年度末までに現在の形で工法を開始して以来、27年度末までに46万㎡に達している。28年度は6万1千㎡、今年度は10~15万㎡に達する見込みだ。需要増に従って機械の数も増加しており、現在は11社で150ノズルが稼働できるに至っている。今後も着実に機械を増やしていきたい」とした。加えて「四国や関西といったさまざまなエリアからも問い合わせが来ている。その際に会員ごとに説明が異なると言われないように会員の技術の底上げをしたい」と語った。合わせて首都高との素地調整に関する共同研究を開始したことやカンボジア・プノンペンの道路橋での適用事例に触れた。


大勢の会員各社が説明に耳を傾けた

  また、新技術・新工法について、タキロンシーアイが開発を進めているブラスト専用養生シートなどについて報告がなされた。

 同シートは、同社がこれまで樹脂加工メーカーとして培ったシート製造技術を活用して開発が行われている。防炎性能を有するほか、従来品より高強度であり、有害物質の外部への漏洩防止、ブラスト回収時シートの切れ端が発生し難く、循環装置の目詰まりが起き難い。また、柔軟性があり、かさばらずに、まるでサランラップのように産業廃棄物を減少するため廃棄コストの低減が図れるほか、様々な形状に対しても養生が容易となる。但し膜厚が厚いため重く施工性に難がある。実際に三重県の三渡橋で試験施工したが、至近距離のブラストの反射でも破れなかった。今後はこの結果を踏まえて、さらなる改良に取り組む方針だ。


 新規に日綜産業名古屋支店、タキロンシーアイ(以上賛助会員)、拓磨工研、西工務店、若宮塗装工業所(以上、準会員)が入会。またテクノ中央、松草塗装工業、ナカムラ、シダックス、デーロス・ジャパン、岐東建装が準会員から正会員に昇格したことが報告された。