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講師に松井繁之氏と大塚久哲氏を招く

ESCON協会 初の技術講演会を開催

 ESCON協会(森元峯夫会長)は10月27日、市ヶ谷の私学会館で初めてとなる技術講演会を開催した。特別講演は同会の顧問でもある松井繁之大阪工業大学客員教授(大阪大学名誉教授)が「道路橋床版の損傷と更新技術」、大塚久哲九州大学名誉教授が「2016熊本地震 橋梁被害の特徴と耐震設計への提言」というテーマでそれぞれ務めた。

 同協会は曲げ引張強度が普通コンクリートの7~10倍、圧縮強度150N/平方㍉を実現する超高強度合成繊維補強コンクリート「ESCON」の土木・建築分野への適用を図るべく設立されたもの。

 森元会長(左写真)は挨拶で「日本の建設就労人口はピーク時である1991年年の740万人に対し、2025年には240万人まで落ち込むことが予想され、既に現場では人手不足も生じています。一方では、公共インフラは老朽化が進み、国では100年の長期耐久性を望むに至っています。そのような中で我々は過去数年にわたりESCONについて研究を進めてきました。同材料は、誰でも、何処でも、何時でも簡単にできる、従来のプレストレスコンクリートと比較しても軽くて、薄くて、美しく、耐久性も増すような構造物を目指して松井繁之先生や大塚久哲先生のご指導のもと、工法を開発してきました。一定の成果が出てきたことから更に実構造物への適用に向け専門的な会社の皆様のご協力をお願いするため、7月14日にESCON協会を設立しました。現在メンバーは30社ほどお集まりいただております。現在は技術委員会で大変活発な議論を行っている最中であり、本日技術講演会を開催することができました」と述べた。


講師は松井繁之氏(左)と大塚久哲氏(右)が務めた