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「仕事の原点に立ち返る」  横浜環状北西線も開通前倒しへ

首都高 宮田社長が就任後初の会見

 首都高速道路は27日に定例会見を行い、新たに社長就任した宮田年耕社長が抱負を語った。就任時に社員に向け、「首都圏の大動脈である大切なインフラを取り扱う重大な責務を担っている。仕事の原点に立ち返り、取り組んでほしい。私自身も初心に帰って業務に励む」と披露。原点に立ち返るとは「仕事、組織を従来のやり方にとらわれず、原点に戻す。原点に立ち返って仕事の棚卸しを行い、それにより、惰性で継続している無駄な仕事などに気が付く。それを踏まえて目標などをあらためて立ていきたい」と示した。

 重点事業としては、新線建設をあげ、現在建設中の横浜環状北線、横浜環状北西線、晴海線の進捗状況を説明し、20年の東京五輪開催までの開通を事故なく完成させるとした。なかでも、横浜環状北西線は21年度開通予定を前倒しして東京五輪に間に合わせる方針を明らかにした。

 また、すでに始動している大規模更新・修繕事業については、安全対策、技術者の育成を含め、新しい事業に対応できる体制を求められており、構築に向けて注力していく。なかでも、新設建設とは違うノウハウが必要とされることから、新たな人材育成も重要となると示唆した。

 現場の安全対策強化の一環で、4月に技術部に工事安全課を設置。「独立した部署が安全の取り組みをみる。工事量が全般的に増えているので、いつもの環境とは違うと認識して安全対策に万全を期していきたい」と述べた。