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同社初の生え抜き社長

阪神高速道路新社長に幸和範氏が就任

 阪神高速道路は24日、同社本社で幸和範社長の就任会見を開催した。幸社長は同社としては初めての生え抜き社長となる。

 幸社長(左写真)は、就任挨拶で「私は40年以上にわたって阪神高速で仕事をさせていただいております。現存する社員の中では一番古株であると思いますが、元々は技術屋です。ちょうど大阪万博が終わった後の建設一辺倒の時代にスタートを切り、それから次第に維持管理のウエートが重くなっていく時代、あるいは環境重視に移っていく時代を経験しながら、一大事業であった関空へのアクセス道路である湾岸線の建設に従事しました。また、阪神大震災では神戸地区の阪神高速道路が壊滅的な打撃をうけましたが、その復旧工事もど真ん中で経験させていただくということをさせていただきました。民営化後の10年間は役員として、特に直近の4年間は山澤前社長のご指導のもとで代表取締役専務として経営をご一緒させていただきました。1年の検討を経て阪神高速道路ビジョン2030という冊子を作りあげましたが、これは今後当社が進べき道標を示した大切な遺産です。今後これをフルに活用して、中期経営計画、あるいは各種の戦略に落とし込んでいきたいと考えています」と述べた。

 また当面の課題として大規模更新・大規模修繕事業や、安全・安心・快適な高速道路の実現などに言及。「これまでの40数年間の経験などを生かしながら切れ目のない事業を進めていき、そしてお客様あるいは関西の皆様のご期待に添える会社を目指してグループ総力を挙げて取り組んでいきたい」と抱負を述べた。

 生え抜き初の社長ということに関しては「失敗と言われないように頑張りたい。基本的には過去の経験に依拠しつつ、時代の変化をとらえて特に若い人材の力を後押しできるような姿勢で臨んでいきたい」と話した。