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落橋防止装置不正を受けた対応

日本溶接協会 倫理的要求事項を追加

 日本溶接協会(会長=宮田隆司・名古屋大学名誉教授)は、同協会が認証する溶接管理技術者(WES8103)ならびに溶接技能者(WES8201=手溶接、同8241=半自動溶接)に対し、倫理的要求事項を追加する規格(WES)改正を行った。

 改正日は6月1日付、この倫理的事項に違反した場合、協会による調査が行われ、結果により認証を取り消される可能性がある。また、アーク溶接が先行したが、ステンレス溶接など残りの技能者認証に関しても、すべての種目で早急に改正するとしている。

 今回の改正は、昨年、国道24号勧進橋の補修・耐震工事における落橋防止装置の不正な溶接と検査を受け、国土交通省の有識者委員会の中間報告に基づき、対応した措置。倫理的項目を設けることで、技能者と管理者の両者に高いモラルを求め、溶接品質と認証システムの信頼性を確保する狙いがある。

 今後、同協会では改正規格の周知徹底を図るとしている。

(右上の写真はイメージです)

(2016年6月7日)