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NTAC-3Gを用いた鋼製排水溝も同時展開

巴製作所 新しいステンレス鋼製排水溝を営業開始

 巴製作所は、2015年9月にJIS規格化された鋼強度と耐食性を発揮するリーン二相系のステンレス鋼を使用する事で、従来製品の鋼製に比べて重量を30%以上削減し、現地施工性の向上を果たした新しいステンレス鋼製排水溝を開発し、営業展開を開始した。

 表面処理を必要としないステンレス鋼の使用により、施工時や通行車両の接触等による表面処理の剥離を無くし、メンテナンス費用の削減も見込む性能を実現した。普通環境では錆の発生の可能性が非常に少なく、表面のチョーキングなどもほとんど生じない。鋼材のリサイクル率は80%以上であり、環境的にも優れた鋼製排水溝となっている。


ステンレス製の鋼製排水溝

 更にステンレス以外の従来型材質の鋼製排水溝においても、鋼材を日鉄住金防蝕株式会社の開発したポリエチレンベースの新しい粉体塗料「NTAC-3G」やナイロンなどのコーティングの製品についても対応可能。

 NTAC-3Gは、三元共重合体樹脂粉体塗装を用いた2重防食(亜鉛めっき+粉体塗装)。変性ポリエチレン、熱可塑性エラストマーと合成ゴムが一体となった重合体をナイロンと同様、特殊表面処理し、専用プライマーを溶融亜鉛めっきの上に塗布した上で、粉体塗装するもの。ナイロン11(長期密着性を改善する為に特殊表面処理を実施)を用いた粉体塗装と同等以上の防食性能でありながら、10%程度コスト低減できる。性能面では、弾性体成分を含むため、耐摩耗性に優れている。耐冷熱繰り返し性能も高く、寒暖差が大きい地域でも十分適用可能だ。

 また、オプションとして雨水吸水孔にポリウレタン樹脂とハイブリット骨材(ゴム+微小骨材)による透水ゴムチップを設け、排水溝内部へのゴミの浸入を防止する事が可能な構造とし、アスファルト舗装の現場透水量と同等以上の透水性を確保する事が可能である。これにより排水溝内の清掃作業を軽減し、害虫の産卵や草木の種子の流入を防止する事で衛生的に性能を保つことができる。