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伊藤學賞は依田照彦早稲田大学理工学術院名誉教授が受賞

橋建協 2021年度「伊藤學賞」「技術功労賞」の受賞者を発表

公開日:2021.08.04

 日本橋梁建設協会(橋建協)は2日、2021年度の「伊藤學賞」と「技術功労賞」の受賞者を発表した。表彰式は、10月1日に東京都中央区の銀座ブロッサム(中央会館)で開催される東京地区「橋梁技術発表会」にて行われる予定。
 伊藤學賞は、依田照彦氏(早稲田大学理工学術院名誉教授)(右肩写真)が受賞した。長年、鋼橋の若手技術者の育成に携わるとともに、平成9年版の「鋼構造物設計指針(一般構造物および合成構造物)」(土木学会)の作成に尽力。平成19年の米国ミネアポリスI-35W橋の崩落事故では、国土交通省調査団としていち早く渡米し、原因究明に取り組むとともに、自身の著書を通して既設橋の老朽化やメンテナンスの重要性について広く社会に訴えて来た。これらの貢献と業績が評価されての受賞となった。
 技術功労賞には、笠坊英彰氏(IHIインフラ建設取締役橋梁事業部長)と高田嘉秀氏(川田工業技術顧問、川田建設理事)が選出された。


(左写真)笠坊英彰氏(IHIインフラ建設取締役橋梁事業部長)
(右写真)高田嘉秀氏(川田工業技術顧問、川田建設理事)

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