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建設・更新部門13編、維持管理22編を含む47編の論文を発表

阪神高速グループ 第53回技術研究発表会を開催

公開日:2021.05.31

 阪神高速グループは5月25・26日の両日、大阪市内の中之島会館および阪神高速道路本社で「第53回技術研究発表会」を開催した。オンラインでの聴講を含め、グループ内外から約520人が聴講した。
 阪神高速道路の吉田光市社長(右肩写真)は冒頭の挨拶で、「(今年の論文は)内容も多岐にわたっており、特に今年は昨年約20年ぶりに全線通行止めという形で実施した環状線のリニューアルや、更新した交通管理システムに関する発表が特色となっている」と述べたうえで、「今年のスローガンとして『先進の道路サービスへ ― ともに踏み出そう 新たな一歩を ―』を掲げており、発表を通じての議論、社内外の対話・交流が阪神高速グループのさらなる技術力向上、さらには社会に対して新たな価値を提供する、そのための一歩につながることに強く期待している」と語った。
 今回は、計画・交通・情報システム・環境部部門12編、建設・更新部門13編、維持管理22編、合計47編の論文が発表された。最優秀論文賞には、阪神高速道路・技術部技術管理課の平野翔也氏、平野敏彦氏、同社・技術部システム事業本部の荒川貴之氏による「Hi-TeLusの機能開発と運用開始について」(計画・交通・情報システム・環境部部門)が選ばれた。
 26日には、矢部雄平氏(ソニーグループ株式会社 AIロボティクスビジネスグループ 事業戦略部 統括部長)が「エンタテインメントロボットから広がるAIロボティクスの取り組み~aibo, Airpeak, VISION-S~」と題し、特別講演を行った。


会場聴講は阪神高速グループ社員に限定し、一般参加者はオンライン配信で聴講した

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