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「第1回インフラテクコン」の最優秀賞はチーム「わくわくピーナッツ」(徳山高専)

「高専インフラテクコン交流会」を開催

公開日:2021.03.15

 インフラマネジメントテクノロジーコンテスト実行委員会は15日、東京・千代田区の3331 Arts Chiyodaで高等専門学校向けコンテスト「インフラマネジメントテクノロジーコンテスト」(インフラテクコン)の参加者と関係者の交流会を開催した。「第1回インフラテクコン」に参加した高専チームのオンラインによるプレゼンテーションやポスター展示、協賛・後援企業などのブース出展・発表とともに、全国の高専17校から30チームが参加した同コンテストの入賞チーム(6チーム)と奨励賞(1チーム)の表彰式が行われた。


高専チームのポスター展示と協賛・後援企業のブース

 表彰式では、来賓の樋口高顕千代田区長(右写真)がコンテストの“応援団長”として、企業や地域住民との協働促進が「効果的な維持管理につながる」と述べ、さらに「道路、公園、河川、橋梁といったパブリックスペースの活用には非常に可能性がある。維持管理とともにその可能性を広げていきたい。若い方々の思いや情熱をぶつけてもらいたい」と挨拶を行った。
 最優秀賞は、徳山高専のチーム「わくわくピーナッツ」が受賞した。インフラの維持管理にスマホゲームを活用するもので、損傷箇所を撮影するとAIがその種類や程度を判断し、レベルに応じて強化・育成されたゲーム内のキャラクターでバトルをするというユニークなもの。“インフラで遊ぶ”ことにより、インフラに対する興味や愛着の醸成やユーザー意識、協働促進を図ることを狙いとしている。


表彰式。高専チームはオンラインでの参加となった

p>チーム「わくわくピーナッツ」(徳山高専)の提案概要書(「インフラテクコン」HPから)

 企業賞の発表もあわせて行われ、協賛企業・団体の日本橋梁建設協会、大成建設、熊谷組、奥村組、ガイアート、佐藤工業などが参加30チームのなかからそれぞれが選んだチームに授与を行った。


企業賞の授与

 同コンテストの後援は、国土交通省、土木学会、日本橋梁建設協会、建設コンサルタンツ協会、日本建築学会など。
(2021年3月15日掲載)

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