宮崎大橋耐震補強・補修工事
日綜産業 「クイックデッキライト」が初採用
公開日:2021.01.12
日綜産業のシステム吊足場「QuikDeck(クイックデッキ)」の軽量バージョン「QuikDeckLight」が、「令和2年度宮崎大橋(下り・P4~P7)耐震補強・補修工事」(施工:龍南建設)で初めて採用された。クイックデッキライトは、先行床施工式の組立方法や無隙間無段差の安定した作業空間、広いチェーンピッチによる快適な作業空間といったクイックデッキの特徴はそのままに、部材全体を約35%軽量化しながらも最大積載荷重は従来型吊足場や他のシステム型吊足場を上回る1m2あたり200kgを実現した。軽量化により、施工効率も20%以上アップし、安全性と経済性の向上にも寄与している。また、標準タイプとは接続用ジョイントで接続できるため、積載荷重や工事目的で使い分けることも可能だ。
同工事では、BP・B支承への取替えと制震ダンパーの設置を行っている。その足場としてP4~P7の各橋脚にクイックデッキライトが371m2、クイックデッキが667m2設置された。
P4~P7の各橋脚に設置された
無隙間無段差の快適な作業を実現
(2021年1月12日掲載)