後志自動車道（余市IC～小樽JCT間）が12月8日開通

　NEXCO東日本北海道支社は19日、後志（しりべし）自動車道の余市IC～小樽JCT間（延長23.3km）を12月8日に開通することを発表した。開通により、死傷事故率が北海道内の国道平均と比べて高くなっている並行する国道5号の安全性向上や津波災害時の広域避難路、緊急輸送道路としての代替路機能が期待されるほか、三次医療施設までの搬送時間短縮などによる後志地域の救急医療体制の強化が期待されている。また、札幌中心部から余市町までの所要時間が約19分短縮されることから、後志自動車道周辺地域の観光地へのアクセス性が向上し、さらなる観光客の集客も期待されている。
　後志自動車道の倶知安～余市間（延長39.1km）は、北海道開発局により事業が進められている。

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（2018年10月19日掲載）