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西日本高速道路メンテナンス九州 

埋設型伸縮装置「MMジョイント」厚さ50㍉での性能照査試験を合格

公開日:2015.06.30

 西日本高速道路メンテナンス九州は埋設型伸縮装置「MMジョイント」について、舗装厚50㎜に適用した埋設型伸縮装置での性能照査試験及び止水性能試験を実施し、合格証明を受けたことにより、その高い耐久性能と止水性能を実証した。
 「MMジョイント」は、高速道路会社3社が規定している、高速道路に使用する埋設型伸縮装置の性能照査試験を平成20年7月に舗装厚75㍉、最大伸縮量40㍉での実物大供試体による試験を行い、その高い性能を実証してきた。
 橋梁伸縮装置からの漏水は橋梁本体の損傷へとつながることから、平成26年7月に施行された「定期点検に関する国土交通省令」による点検により、伸縮装置の止水機能の重要性が今後高まると考えられるため、一般道路で標準的な舗装厚50㍉、最大伸縮量40㍉に適用した「MMジョイント」の実物大供試体による性能照査試験を「一般社団法人日本建設機械施工協会 施工技術総合研究所」で実施したもの。

(左写真)供試体セット完/(右写真)連続試験中間時の状況(繰返し回数3,800回)

連続試験完了時の状況(繰返し回数6,000回)
 試験は、15年間を想定した①供試体温度60℃での圧縮試験、②供試体温度マイナス10℃での引張試験、③供試体温度15℃での6,000回の圧縮・引張試験、④水張り試験を行った結果、漏水やひび割れ等が発生しないことから、厚さ50㍉においても「MMジョイント」の高い耐久性能と止水性能を実証することができた。
 今後は、この高い耐久性能と止水性能の「MMジョイント」が国道、県道、市町村道での補修工事等で広く採用されるよう営業展開を図っていく予定である。なお、「MMジョイントは」今日までに約12,000㍍の施工実績を有している。

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