次世代社会インフラロボット
新浅川橋で現場検証試験
国土交通省は、11月17、18日に東京都八王子市の国道16号新浅川橋において鋼・コンクリート橋の近接目視の代替・支援およびコンクリート床版近接目視の代替・支援を目的とした次世代社会インフラロボットの現場検証試験を行った。参加した技術は、「複眼式撮影装置を搭載した橋梁近接目視代替ロボットシステム」(富士フィルム)、「全橋梁の近接目視ならびに打音検査を代替する飛行ロボットシステム」(東北大学)、「安全に配慮した飛行ロボット橋梁点検アシスト技術」(綜合警備保障)、「小型無人飛行装置による橋梁点検支援技術」(アスコ)、「3DVRと連動する自律飛行型UAVによる構造物調査システム」(フォーラムエイト)、「構造物点検ロボットシステム「SPIDER&Giraffe」(スパイダー&グリフ)」(ルーチェサーチ)、「赤外線トータルサポートシステム Jシステム」(西日本高速道路エンジニアリング四国)、「橋梁点検ロボットカメラ」(三井住友建設)、「「橋梁点検カメラシステム視る・診る」による接触調査技術」(ジビル調査設計)の9工法。このうち5工法が小型無人ヘリによる点検技術を導入したもの(詳細は別表)。
実証試験を行った9技術
10月下旬に行った浜名大橋での検証試験とは異なり、当日は風も穏やかで各工法の小型無人ヘリも飛び立つことができ、良好な検証試験を行うことができた。
アスコ
ルーチェサーチ
三井住友建設
西日本高速道路エンジニアリング四国