5-Circles bridgeが最優秀賞を受賞

　鋼橋技術研究会は10月31日の創立30周年記念式典でブリッジコンテストを開催し、最終審査に残った4つの作品の中から、会場内の4割強の票を集めて拓殖大学工学部デザイン科3年の尾田健太氏が最優秀賞を受賞した。
　コンテストの課題は「東京オリンピックを彩る橋」。
　「5-Circles bridge」は5連の中路式アーチ橋でアーチ桁の下部にオリンピックの5色を配置しており、日中には日野光で川に落ちる影、夜間には1つ1つのアーチに対応したカラーのライトアップにより水面に映る反射が輪を形成しオリンピックマークの5つの輪を連想させるもの。その景観性などが高い評価を受けた。

　　　　　　　　　遠景①（左）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　正面から見た景観（右）

              側面から見た5-Circles bridge（左）　　　　　　夜間のライトアップにより五輪が美しく映える（右）