道路構造物ジャーナルNET

アオイ化学工業のコンクリート構造物補修工法
「リハビリボンド工法」~亜硝酸リチウム注入+エポキシ樹脂充填~

リハビリボンド概略図

KeyPoint

  • 亜硝酸リチウムの効果で鉄筋防錆とアルカリ骨材反応を抑制
  • エポキシ樹脂充填でひび割れを充填し劣化因子侵入を遮断
カテゴリー
NETIS登録番号未定
公開日:2014.08.10

 リハビリボンド工法は、コンクリート構造物のクラックに対して亜硝酸リチウム『PSL-40』とひび割れ3種エポキシ注入剤『リハビリボンド』を専用注入器『CRBインジェクター』にて充填し、補修する工法。先行注入する亜硝酸リチウム『PSL-40』がASR・鉄筋腐食に作用しコンクリート構造物の劣化状況を改善し、その後注入するエポキシ充填材『リハビリボンド』の充填により劣化因子の浸入を確実に遮断する。
 詳細には、先行注入する亜硝酸リチウム『PSL-40』の中の亜硝酸イオンが鉄筋に作用して不動態被膜を再生させ、コンクリートひび割れの原因となる鉄筋の腐食膨張を防止する。また、リチウムイオンがコンクリートひび割れの原因となる骨材の吸水膨張性アルカリシリカゲルに作用し、ゲルを非膨張化させることによってコンクリートひび割れの原因を改善する。
 リハビリボンドは伸び率100%程度を有するひび割れ3種エポキシ注入剤であり、進行性ひび割れに追従するため、コンクリート構造物内部への劣化因子の浸入を遮断できる。
 施工手順は①施工箇所の下地処理(研掃) 後、②CRBインジェクターの台座取り付け、クラック部のシール 3.亜硝酸リチウム『PSL-40』をCRBインジェクターにて注入 4.ひび割れ3種エポキシ注入剤『リハビリボンド』をCRBインジェクターにて注入 5.シールの撤去、研掃、清掃。

施工実績

平成26年度日御碕擁壁補修工事  クラック延長=33m

画像ギャラリー

担当者連絡先

アオイ化学工業株式会社 開発営業部 徳久 啓二
〒731-0141 広島市安佐南区相田1丁目1-26
電話(082)877-1341 fax(082)879-7260
k.tokuhisa@aoi-chemical.co.jp

【ホームページ】
http://www.aoi-chemical.co.jp/

お問い合わせ
当サイト・弊社に関するお問い合わせ、
また更新メール登録会員のお申し込みも下記フォームよりお願い致します
お問い合わせフォーム