道路構造物ジャーナルNET

工法・材料ライブラリー

発注機関の皆様やコンサルタント、施工元請の皆様が必要な「一芸に秀でた」工法・材料を集めたライブラリーです。

塩害対策

「U-リペアパッチEX、U-リペアライトEX」~速硬型・耐塩害ポリマーセメントモルタル~

 ①製品概要宇部興産建材の「U-リペアパッチEX」、「U-リペアライトEX」は結合材として特殊なセメントを配合することにより、優れた速硬性、耐塩害性を有する1材型のポリマーセメントモルタルです。薄塗用「U-リペアパッチEX」、厚塗用「U-リペアライトEX」の2製品のそれぞれの特長から施工箇所の状態や必要強度に応じて選択いただけます。②優れた速硬性両製品とも5℃程度の冬季において、施工後4~5時間で5N/mm2…

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「サスコン®」~コンクリート構造物の高耐久化に貢献します~

 ステンレス鉄筋の最大の特長は、“優れた耐食性”にあり、塩害環境においても腐食することなく、コンクリート構造物の耐久化に貢献出来る素材である。また、オーステナイト系ステンレスは非磁性の特長も持っており、磁場を嫌う施設などに活用できる。2008年のJIS制定(JISG4322)、同年、土木学会から「ステンレス鉄筋を用いるコンクリート構造物の設計施工指針(案)」の発行、2012年の「道路橋示方書・同解説…

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「SSI工法」~「塩分吸着剤」による塩害補修工法~

 SSI工法は、鉄道総合技術研究所とNEXCO3社(旧日本道路公団)が共同開発し、ジェイアール総研エンジニアリングが販売している塩害抑止工法だ。同工法は正に帯電させた層状構造を有する「塩分吸着剤」により塩化物イオン(Cl⁻)を吸着し、予め保持していた亜硝酸イオンを放出することにより、長期的な鉄筋防錆効果を実現するもの。アクリル系粉末ポリマーを使用することで鉄筋や下地に対する付着耐久性にも優…

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「NSRV工法」~コンクリート橋の桁端狭あい部の調査・補修工法~

 供用後数十年を経過した橋梁では、伸縮装置の損傷などから凍結防止剤を含んだ漏水が桁端部に廻り、特にコンクリート橋では、塩害や凍結融解等の繰り返し作用による複合劣化が生じていると推定されますが、その多くは狭隘部のため調査が困難となっています。特にプレストレストコンクリート橋(PC橋)の端部には,PC鋼材の定着装置が配置されており、早急な調査・診断・補修技術の開発が求められています…

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「MK-エポザク」~高付着型エポキシ樹脂塗装鉄筋~

 明希はコンクリート構造物の塩害対策用途に、エポキシ樹脂塗装鉄筋『MK―エポザク』を広く展開している。その特長は、他社に無い2層構造のエポキシ樹脂コーティング(下地が従来のエポキシ樹脂粉体塗装で表面が特殊骨材入りエポキシ樹脂粉体塗装層、この上下を溶融密着方式で形成)を施していることだ。目的は大きく分けて2つある。1つは塗装鉄筋のコンクリート付着性能の向上だ。従来、エポキシ樹脂塗装…

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「e-Sheet・NP」~塩害対策工を手軽に施工~

 ショーボンド建設は、コンクリート構造物の塩害対策に用いる工法として貼付け型シート陽極を用いた電気防食工法「e-Sheet・NP」を開発、営業を進めている。コンクリート面にシートを張り付けるだけで面状の陽極が設置できることが大きな特徴。従来工法は陽極材であるチタンをモルタルで被覆、またはチタンを溶射、導電性塗料を塗布する、などの方法があるが「いずれも高度な施工技術が必要」(同社)だった…

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「コンフィックス」シリーズ~シラン系化合物とシリコーン樹脂のハイブリッド~

 ダイフレックスは、コンクリート構造物の塩害や中性化防止用途に「コンフィックスSM-AA」工法を展開している。特殊シラン系化合物とシリコーン樹脂をハイブリッド化した撥水系表面含浸材で、コンクリート面やモルタル面に塗布、含浸させることにより耐吸水性を発揮し、従来のシラン系材料が持っていた撥水機能に加え、シリコーン樹脂による劣化抑制機能を併せ持つ。同工法は土木学会の「表面保護工設計施工指…

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「セメンシャスセーフ工法」~シラン系撥水材を用いて新旧打継目のマクロセル回路を遮断~

 ダイフレックスは、コンクリート構造物のマクロセル腐食対策工法として撥水性のあるシラン系材料をコンクリートに含浸させ撥水層を形成すし、さらに耐久性に優れているプレミックスポリマーセメントモルタルで断面修復することによって新旧打継間に発生するマクロセルの電気抵抗を増大させ、コンクリート補修箇所の再劣化を防止する「セメンシャスセーフ」工法を開発、展開している。塩分を含有するコンクリ…

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「クラックセイバー」~コンクリート圧縮強度が最大20%増加~

 太平洋マテリアルはコンクリート表面に塗布することを目的に、適切な塗布量と作業性を改善した塗布型高性能収縮低減剤「クラックセイバー」を展開している。従来の収縮低減剤としての効果のほかに水分の逸散を抑える養生剤としての効果も併せ持つもの。塗膜形成しない為、コンクリート・モルタルの外観に影響を与えない。コンクリートを打設し、脱型した後、できる限り早めに塗布することで、内部の水分の逸…

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「リハビリボンド工法」~亜硝酸リチウム注入+エポキシ樹脂充填~

 リハビリボンド工法は、コンクリート構造物のクラックに対して亜硝酸リチウム『PSL-40』とひび割れ3種エポキシ注入剤『リハビリボンド』を専用注入器『CRBインジェクター』にて充填し、補修する工法。先行注入する亜硝酸リチウム『PSL-40』がASR・鉄筋腐食に作用しコンクリート構造物の劣化状況を改善し、その後注入するエポキシ充填材『リハビリボンド』の充填により劣化因子の浸入を確実に遮断する。詳細に…

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「GECS工法」~12cmの隙間があれば恒久的なコンクリート桁端部防食が可能~

 ケミカル工事、ネクスコ・メンテナンス東北、住友大阪セメント、エステックの4社は、共同で塩害などにより傷んだコンクリート橋の桁端部を対象とした電気防食工法「GECS工法」を展開している。桁と橋台との隙間が12cm以上あれば特殊機械を用いて防食電流を流すのに必要な陽極材を設置できるもの。鋼材の電位をマイナスに保ち続けることで恒久的に腐食を防止するため、補修後塩分が再供給されても、再劣化を防…

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「アクアシール1400」~高い有効成分率により、天井面、垂直面でもダレによるロスがない~

 大同塗料は、橋梁・トンネルなどのコンクリート表面保護用途にシラン・シロキサン系表面含浸材『アクアシール1400』を展開している。平成13年の販売開始以来、国土交通省、自治体、NEXCO各社などを中心に1000件、約100万平方㍍以上の実績を有している。アクアシール1400はシラン・シロキサン系シリコーン類を有効成分率90%以上とし、無機特殊添加材をプレミックスしたことでジェル状にしたことで天…

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「アクアシール2000」~従来品の3分の1の塗布量で要求性能を発揮~

 大同塗料は、コンクリート構造物の断面修復の際に新旧打ち継ぎ面に生じることがあるマクロセル腐食を抑制できるシランシロキサン系表面含浸材「アクアシール2000」を展開している。従来品の3分の1の塗布量(0.2kg/m2)で遮蔽型マクロセル腐食対策工設計・施工マニュアル(案)(平成19年3月、遮蔽型マクロセル腐食対策工研究会)が求める性能を発揮できる。塩分を多量に含むコンクリートを完全に取り除かずに断…

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「マジカルリペラー・マジカルリペラーHV」~高濃度の材料で高い性能を確保~

 カジマ・リノベイトは、コンクリート構造物の劣化抑制を目的としたシラン・シロキサン系表面含浸材「マジカルリペラー」「マジカルリペラーHV」を展開している。マジカルリペラー・マジカルリペラーHVを塗布するとコンクリート表面に含浸し、表層に水分や塩分の浸入を抑制する吸水防止層を形成する。従来の製品は低粘度の液体であるため、何度も材料を塗布していたが、マジカルリペラー・マジカルリペラーHV…

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「AT-エポキシバー」~安治川鉄工の品質と拓南工業の現地生産がコラボ~

 沖縄県で初めてエポキシ樹脂塗装鉄筋を現地生産できる設備を持った沖縄コーテック(中城村)は、塩害に厳しい腐食環境下である沖縄県で県唯一の鉄筋メーカー拓南製鐵とエポキシ樹脂塗装鉄筋のパイオニア安治川鉄工の技術(「AG-エポキシバー」)を結集して生まれた沖縄県内工場生産のエポキシ樹脂塗装鉄筋「AT-エポキシバー」を展開している。同社は安治川鉄工、拓南製鐵など4社によって設立された。工場・…

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「AG-エポキシバー」~30年で30万㌧の実績~

 安治川鉄工のエポキシ樹脂塗装鉄筋「AG-エポキシバー」は、1984年の発売以来30年間で5,000件30万㌧の納入実績を誇るコンクリート構造物の塩害対策用防食鉄筋だ。土木用途の主な実績としては本四架橋の瀬戸大橋、明石海峡大橋、北陸自動車道の親不知高架橋、北海道開発局の大森大橋、沖縄の古宇利大橋など日本全国に跨っている。エポキシ樹脂塗装鉄筋は通常の構造用鉄筋に対し、粉体塗装によってエポキシ樹脂…

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