道路構造物ジャーナルNET

工法・材料ライブラリー

発注機関の皆様やコンサルタント、施工元請の皆様が必要な「一芸に秀でた」工法・材料を集めたライブラリーです。

その他

HEPAフィルター付負圧除塵装置

 HEPAフィルター付負圧除塵装置Novairシリーズは約20年前に米国でアスベスト工事用の高性能負圧除塵装置として開発され今日まで米国、欧米でアスベスト、鉛、PCBなどの有害粉塵の飛散を防ぐための負圧除塵装置として広く利用されています。最近日本で問題になってきた古い塗料の中に含まれる鉛やPCBなどの有害粉塵の飛散防止のために橋梁などの塗替え工事での採用が広がっています。本製品は厚生労働省通達“平…

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「MF炉」~塗膜くずに含まれるPCBを分無害化、鉛・亜鉛を再資源化~

 三池製錬株式会社(三井金属鉱業株式会社の100%子会社)は、既存のMF炉(三井式亜鉛半溶鉱炉)を活用し、2015年9月に年間1万トンの低濃度PCB廃棄物の処理ができる施設として環境大臣認定を取得した。MF炉は、従来から電炉メーカーから排出される製鋼煙灰や自治体の焼却炉から排出される溶融飛灰といった重金属を含む廃棄物の処理を行ってきたが、そのユニークな特長は、廃棄物の処理工程から新たな廃棄…

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「バキューム吸引・パワーツールケレンシステム」~有害粉じん1立方㍍あたり0・05mg以下、素地清浄度SP-10二アホワイトメタル、Sa 2・5 近似

 ティー・アイ・トレーディングは鋼橋などの再塗装時の下地処理を鉛やPCBなどを含む有害粉じんを飛散させることなくダストレスで行うことができる米国製のバキューム吸引・パワーツールケレンシステムの販売・レンタルを2015年5月に開始した。このシステムは塗料を剥離・かき落としをするツール先端での強力バキューム吸引により有害粉じんから作業者を守る。又、バキューム装置に組み込まれたHEPAフィルター…

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「RPR装置」 ~人に地球にやさしい塗膜除去法~

 ノルウェーのRPRTechnologiesAS社が開発・製造したIH式被膜除去装置です。一般的な家庭でも利用が増えておりますIH式電磁調理器やIH式炊飯器と全く同じ電磁誘導加熱の原理を用い、鋼板と被膜の接合部に最適条件で140~240℃の熱を掛けることで界面結合を破壊し、瞬間的に鋼板から被膜を剥離させるものです。装置を掛けた後に、スクレーパにて剥離被膜を剥がす作業が必要になります。研掃材や水を空圧で…

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「ダストレスケレンツール」~鋼材表面に2種ケレンと1種ケレンの中間相当の塗替え下地 乾式 粉じんが飛散しないケレンツール~

 阿南電機は、鋼橋など鋼構造物の塗装塗替えにおいて、既存塗膜の一部に含まれるPCBおよび鉛・クロムなど有害物を含む塗膜を剥離する際に作業者の安全と周辺環境への負荷軽減を図ることを目的に、粉じんを飛散させず既存塗膜の撤去と「鋼材表面に2種ケレンと1種ケレンの中間相当の塗替え下地を形成できる(米国鉄鋼構造物塗装協議会のSSPCSP-11相当)」(同社・藤原豪常務取締役)ダストレスケレンツールを米…

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「ヒートレッドM-1」~遊間幅がほとんどない状態でも鉛直はつりが可能~

 いよ技研は、鋼橋など鋼構造物の既存塗膜を除去する際、課題である狭小部・添接部の塗膜剥離を効率的に施工できる工法として高周波誘導加熱装置を用いた「ヒートレッドM‐1」を開発、現場への展開を図っている。「ヒートレッドM‐1」は900kHzの高周波により、鋼材表面(電流浸透深さ0・1㍉程度)を局部加熱することで、最下層の塗膜を炭化させ、付着強度をゼロにし、その後工程であるケレン処理を容易…

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