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端部は延長床版を活用

NEXCO西日本 中国道寺河内橋など4橋の床版を取替

公開日:2019.11.29

床版防水 レジテクトGS-M工法を採用
 今後は支承交換 塗装塗替えなどを進める

床版防水
 床版防水は高性能床版防水工法(グレードⅡ)を採用し、レジテクトGS-M工法を用いて15日間かけて施工した。1日当たりの施工日数は約280m2。舗装は、基層が橋梁レベリング層用混合物(FB13)、表層は高機能舗装Ⅰ型を用いた。1日当たりの施工日数は基層が130t。表層が1,340m。基層4日、表層4日の8日間で完了している。


床版防水工吹き付け状況及び完了状況

舗装基層施工状況

舗装表層施工状況

 現在は上り線の床版取替および舗装までを完了している。今後は下り線4橋の床版取替を行うとともに、寺河内橋では支承取替(上り線25基、下り線25基の既設ローラー支承をゴム支承に取替)、耐震補強(落橋防止装置を下渋川橋:10基、長野第二橋:15基、長野第一橋:5基、縁端拡幅稿を寺河内橋:1基、下渋川橋:2基、長野第二橋:2基、横変位拘束工を下渋川橋:4基、長野第二橋:4基、長野第一橋:4基、段差防止工を寺河内橋:10箇所)断面修復工(寺河内橋:32m2、下渋川橋:72m2、長野第一橋:0.5m2、長野第二橋:49m2)等を進めていく


塗装塗り替えや支承交換も今後進めていく(上写真のみ井手迫瑞樹撮影)

 元請は川田建設清水建設JV。一次下請は佐藤渡辺(迂回路工・舗装工・防水工)、カイセイ、大誠工業建設、さいとうPC建設(床版撤去・架設工)、吉村(クレーン)、コンクリートコーリング(床版切断、構造物切断)。2次下請は第一カッター興業(床版切断・構造物切断)。(2019年11月29日掲載)

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