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今夏には東西水路横断橋も施工

東京都港湾局 臨海道路横断橋を夜間架設

 東京都港湾局は現在、東京港臨港道路整備事業南北線および接続道路を整備中だ。総延長は6.6kmで10号その2埋立地~第2航路の下をトンネルで通し、中央防波堤内側埋立地~東西水路を橋梁で跨ぎ、さらに東京港臨海道路とランプで接続する。事業は国と都が分かれて実施しており、海中の沈埋管トンネルと陸上トンネル部が国(東京港湾事務所)、平面道路と橋梁部を都が担当している。現状は国が担当する区間では沈埋函を製作中で、10号その2埋立地の平面道路部を設計中で、今年度から工事に着手する予定だ。また陸上トンネル部(約600m)は都が受託している。構造は一番深い部分がボックスで、スリット区間を経て、浅い箇所はU型擁壁構造となる。掘削は昨年度までに完了し、現在は下床版と防水工、均しコンクリートの施工に入っている。同箇所は昔、廃棄物処分場であったため、掘削はオールケーシングで先行施工し、ごみをとり埋め戻した後に、土留めの連壁を打つという手法を採用している。


東西水路横断橋(仮称)は鋼重6,230tの鋼単純ニールセンローゼ橋

 臨海道路横断橋(仮)は2,133tの3径間連続鋼床版箱桁橋

 さて、橋梁部は東西水路横断橋(仮称)と臨海道路横断橋(仮称)および4つのランプ橋から構成されている。橋梁概要は東西水路横断橋(仮称)が橋長249.5m、全幅員34.3m、鋼重6,230tの鋼単純ニールセンローゼ橋、臨海道路横断橋(仮称)が橋長133m、全幅員20.89~36.89m、鋼重2,133tの鋼3径間連続鋼床版箱桁橋、他、東側ランプ橋(西行)が橋長165.5m、全幅員9.13~19.49m、鋼重854tの鋼3径間連続鋼床版箱桁橋、同(東行)が橋長56.51m、全幅員6.39~12.27m、鋼重155tの、鋼2径間連続鋼床版箱桁橋、西側ランプ橋(西行)が橋長211.85m、全幅員6.39~10.39m、鋼重932tの鋼3径間連続鋼床版箱桁橋、西側ランプ(東行)が橋長209.38m、全幅員6.35~18.96m、鋼重1,296tの鋼3径間連続鋼床版箱桁橋、となっている。メイン構造物である東西水路横断橋(仮称)は地組をほぼ終えた状況で、臨海道路横断橋(仮称)はこのほど臨海道路を跨ぐP2~P3区間の架設を終えた。今回はその模様を詳述する。


架設桁の側面図及び平面図(東京都提供、資料は以下同)


同断面図

施工直前の架設桁(井手迫瑞樹撮影、写真は以下同)