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名古屋第二環状自動車道飛島JCTランプ橋工事

NEXCO中日本 1350t吊クレーンを使用して伊勢湾岸道上の桁を夜間架設

 中日本高速道路は、1月20日深夜から21日未明にかけて名古屋第二環状自動車道(名二環)飛島JCT(仮称)Dランプ橋の桁を架設する工事を行った。飛島JCT(仮称)では、本架設工事を含め4箇所のランプ橋の桁架設を2月17日までに実施する予定となっており、今回はその第1弾の架設工事となった。



架設工事位置図(NEXCO中日本提供)


飛島JCT完成予想図と架設計画(NEXCO中日本提供)


架設桁と架設済み桁との余裕幅は左右18mm

 桁接合は現場溶接を採用

 施工したのはDランプ橋(橋長576.0m)のうち、伊勢湾岸道上り線を跨ぐ1径間(PD3~PD4)のJ11~J20で、伊勢湾岸道下り線から名二環に向かう桁だ。なお、PD3側およびPD4側の一部桁は架設済みとなっている。



Dランプ橋(J11~J20)架設計画図(NEXCO中日本提供)


 今回の現場の特徴は、架設桁と架設済み桁の遊間が左右18mmとなっていることから、桁製作と架設の精密性を要求されたこと。桁製作は冬場の架設であることから想定温度を0度として、桁伸縮幅の考慮を行った。地組みは6月ごろから開始し、溶接においても注意を払っている。また、仕口の角度・高さ調整のために、両側にセッティングビームを設置している。



セッティングビームを設置


 さらに、今回はボルト接合ではなく、維持管理の観点から耐久性の高い現場溶接を採用した。そのため、架設桁の落としこみ後、エレクションピースを確実に固定するための精度も求められた。具体的には、左右の遊間18mmに架設桁を落としこんだ後、セットフォアで添接し溶接継手のクリアランスである6mmとしている。エレクションピースの設計ではレベル2地震に対応できるものとした。