道路構造物ジャーナルNET

社内の業務コストを10%削減

タカミヤ 抜け止め機能付きシステム足場「Iqシステム」とBIMサービスの連携を開始

公開日:2020.07.10

 タカミヤは、抜け止め機能付きシステム足場「Iqシステム」とBIMソフトを連携したサービスを開始した。同社ではBIMサービスを2019年秋から設計部門の主力事業で導入しており、今回はIqシステムとの連携を実現した。
 BIMサービスを導入することにより、躯体との干渉などの不具合の早期発見や仮設計画をスムーズに進めることができる。さらに、「Takamiyaコマンド」という独自のカスタマイズ機能により、仮設工の3D設計モデルの中から範囲を選択するだけで、その範囲内の仮設機材の数量算出が可能となっている。同機能により、事務職員でも簡単なレクチャーで数量算出ができるため、社内業務コストの10%削減を実現する。
 安全の可視化においても有効で、道路規制が必要になる俯角75度の影響範囲の事前把握や隣接する躯体離隔や足場の隙間の事前確認が可能だ。



(左)俯角75度の検証/(右)乗り込み口のイメージ

 Iqシステムは、階高1,900mmを採用することで作業員が屈むことなく通行・作業できる空間となっているほか、標準装備の先行手すり高を1,010mmとして安全性を確保、さらに3,800mmの支柱では従来クサビ式支柱と比較して2kgの重量低減を実現するなどの特徴を有している。
(2020年7月10日掲載)

お問い合わせ
当サイト・弊社に関するお問い合わせ、
また更新メール登録会員のお申し込みも下記フォームよりお願い致します
お問い合わせフォーム