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EU内で3番目の規模

IHIインフラシステム ブレイラ橋(ルーマニア)建設工事を受注

  IHIインフラシステム(本社・大阪府堺市大阪府堺市堺区大浜西町、川上剛司社長)は、イタリアの建設会社Astaldi社とのJVでルーマニア道路インフラ公社からブレイラ橋の建設工事を受注した。

 受注したのは、ルーマニア東部の主要都市ブレイラ市と対岸をつなぐドナウ川にかかる吊橋(1974m、中央径間1120m、4車線)とアプローチ高架橋(両端約110m)および接続道路を含む総延長約23kmのデザインビルド(設計・建設一括工事)工事。工期は2018年1月~2021年12月。同社はおもに上部工を担当する。


ブレイラ橋の建設予定地


ブレイラ橋の完成予定図

 同案件は、IHIグループにとって同国で初めての受注。完成後の吊橋はルーマニア国内で最長、EU域内では3番目の中央径間長となる。

 ルーマニアはEU加盟後、国内の道路インフラ整備を最優先事項として取り組み、同国インフラ整備の戦略的プロジェクトとして位置づけられている同案件では、EU地域政策予算(EU構造ファンド)が活用されている。

 ブレイラ市とドナウ川を挟む対岸の移動は、100kmを超える迂回路や船の利用に限られているが、吊橋の建設により渡河が容易となり交通利便性が大幅に改善される。また、同案件の一部である接続道路は、既存の高速道路につながるため、コンスタンツァ港とルーマニア東部地域間の貨物流通の効率化に貢献し、EU域内の経済活性化への寄与も期待される。

 同社は、昨年12月にインドのムンバイ湾横断道路の道路橋建設工事を受注しているほか、ベトナムのニャッタン橋やトルコのイズミット横断橋「オスマン・ガーズィー橋」などの大型橋梁建設に携わっている。(2018年1月19日掲載)