道路構造物ジャーナルNET

ダブルデッキ構造の下層桁を1350t吊クローラークレーンで架設

首都高速道路 横浜港北JCT付近で第三京浜を横架する桁を夜間架設

公開日:2017.10.17

 首都高速道路は、10月14日深夜~15日未明にかけて横浜港北JCT付近に新設する第三京浜道路を横架するダブルデッキ桁において、その下層桁を架設する工事を行った。1,350t吊大型クローラークレーンを使用し、長さ約60m、桁重量約360t(吊上重量は約400t)の鋼床版箱桁ブロックを吊上げ架設したもの。10時半ごろから本格的に吊り上げを開始し、3時ごろには調整ブロックの架設もほぼ完了していた。  一方(小机大橋に近い側)は、事前に桁を架設し、今回のブロックをセッティングビームを使って繋げ、仮留めした。


昼間に地切りし、10時半ごろから本格的に吊上げを開始した


第三京浜の方にブームを旋回させ、次いで位置に合わせて桁を回転させていく


回転し終えた桁を慎重に設置個所へ近づけていく


小机大橋側は桁端をダブルデッキから延びる架設済みの桁と仮留めしていく

 もう一方は、ベント上に載せて、調整ブロックを使用して繋げていた。


調整ブロックの吊上げ/橋脚の上を通過する形で移動させて

所定の位置に落とし込んだ

 クレーン供給は電材エンジニアリング。

(詳細は上層桁の架設とともに後日、「現場を巡る」でレポートします)

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