道路構造物ジャーナルNET

大規模更新や大規模修繕など保全や新設両方の技術を要求される将来に対応

横河ブリッジが子会社の横河工事を合併

公開日:2014.11.25

 横河ブリッジHD(藤井久司社長=写真)は同社子会社の横河ブリッジと横河工事を来年10月1日に合併すると発表した。存続会社は横河ブリッジ。
 横河工事は昭和38年に創業した鋼橋架設を中心とした子会社で、近年は橋梁維持管理の大手としても認知され、業績も堅調に推移していた。
 しかし、今後のNEXCO、首都高速道路、阪神高速道路などをはじめとする大規模更新・大規模修繕、国交省直轄事業や地方自治体で予想される橋梁の架け替えなどには、桁や床版の撤去、現場を踏まえた保全工事的な構造物設計、複雑かつ高度な架設技術および製作技術などフレキシブルな対応が求められる。そのため従来の設計・製作・架設・保全といった垣根を超えて、それらに従事する技術者や蓄積した技術を混淆して新たな橋梁業態を模索し、現在の体制から合併による単一体制に変換した方が合理的と考え、今回の合併に至ったようだ。(2014年11月25日掲載)(井手迫瑞樹)

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