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塗装工事発注案件の減少が課題に

橋塗協が定時総会を開催

日本橋梁・鋼構造物塗装技術協会(略称・橋塗協)は16日、東京都千代田区のアルカディア市ヶ谷で第6回定時総会を開催した。任期満了に伴う役員改選では、奈良間力会長(東海塗装)と加藤敏行副会長(昌英塗装工業)を再任、新副会長として鈴木喜亮氏(ナカセン)を選任した。

冒頭の挨拶で奈良間会長は、発注案件の大口化・長期化により一括発注となり、塗装工事(単独)の発注案件が全体の1割程度と非常に減少している件に触れ、「元請けの塗装工事業界としては、チャレンジしにくい状態になってきている」とし、発注時期の平準化などと発注側に求めていく考えを示した。また、中長期の課題として担い手不足の問題をあげ、「労働力確保に協会として真剣に取り組み、行政に対しても必要な陳情を行い、継続できる事業として会員企業に貢献できるようにしたい」と語った。さらに高齢化対策として、AIIoTの活用に取り組み、「より効率的かつ省力化できる技術工法の確立をしていかなければならない」とした。

定時総会では29年度の事業計画として、①元請負受注体制の維持と会員の諸問題の解決 ②高塗着スプレー塗装工法の一層の普及 ③新規加入会員の増加と地区での事業活動推進、――の3項目を承認した。また、技術継承と発展の取り組みとして、今年度も各自治体が開催する橋梁塗装技術講習会に講師を年10回(予定)派遣するとともに、首都高速道路の火災事故再発防止教育講習会を年10回程度開催することを報告した。(大柴功治)