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ビービーエムの既設桁への影響を最小限にした支承取り付け部材
「BBアタッチメント」~P型リブではつりも手間も最小限~

完成写真

KeyPoint

  • P型リブを採用
  • 最小のはつり量で交換
  • 調査の手間も省くことが可能
カテゴリー
商品リンクhttp://www.mgb.gr.jp/bbm/products/other/bb-attachment/
公開日:2014.08.10

 支承は一般的に、老朽化によって滑動や回転機能が低下し、また支承本体が老化による破損などで支承機能を失うと新しい支承に交換する場合がある。
 ビービーエムはPC桁(特にポステンT桁)の既設支承の交換を省力化すると共に既設桁への影響を最小限にするために開発された鋼製の取付部材「BBアタッチメント」を開発、展開している。冶具の内側にP型のリブを設け、これを既設鉄筋の内側まで食い込ませることで桁と一体化する手法で、鉄筋は最上部を確認するのみでよく、調査の手間を大きく省くことができる。
 既設支承が鋼製の線支承等の場合には、桁下空間が狭隘になり、一般的なゴム支承では収まらなくなるので、新支承には超小型ゴム支承装置「UCB」との組合せで支承交換をする事で支承機能を満足する事が可能になる。PCポステンT桁橋の場合の支承交換は、従来は主桁下面側面をダイヤモンドカッターなどで削孔し、その穴にPC鋼棒を配置して上部工に固定する方法が一般的であるが、その場合、上部構造の鉄筋とPC鋼材の配置が目視で確認できないため、削孔作業で鉄筋やPC鋼材を傷つける恐れがある。また鉄筋に当たるたびにずらして削孔すると不要な穴が多数生じるため、上部構造の強度低下につながる。BBアタッチメントはPC桁の一部側面をはつり、鉄筋を露出させてから支承交換用取付けリブをセットする方法のため、露出された鉄筋の位置を確認後最小のハツリ量で新支承を取りつけて、その後充填剤でハツリ部を打設する事で支承機能の回復が簡単になった。

施工実績

使用実績  8橋 内直轄5橋(平成26年5月時点)

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担当者連絡先

株式会社ビービーエム 営業本部 菅原
〒103-0027 東京都中央区日本橋3-11-1
電話03(3517)9863  fax03(3517)9865
sugawara@mgb.gr.jp

【ホームページ】
http://www.mgb.gr.jp/bbm

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