HOME工法・材料ライブラリー「摩擦素子コート工法」 〜摩耗しても新たな摩擦素子が下層から浮き上がる〜

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中井商工の伸縮装置上面鋼材部の滑り止め工法
「摩擦素子コート工法」〜摩耗しても新たな摩擦素子が下層から浮き上がる〜

接着剤塗布
KeyPoint
  1. 高硬度アルミナ結晶粒子が車両のスリップを防止
  2. 摩耗しても新たな粒子が2層目から浮き上がる
  3. 現場施工も簡易で溶射工法でないことから高温でなく母材にも影響を与えない
カテゴリー NETIS登録番号 kk-090010-A
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 中井商工は伸縮装置上面の鋼材部分の滑り止めおよび防錆効果向上を目的として、アルミナ結晶粒子を積層する滑り止め機構『摩擦素子コート工法』の営業を展開している。従来の溶射などの工法以上の高性能を有する上に、施工時間の短縮や施工機材の簡素化により、従来よりコストが削減できることが特徴。
 基本構造は高硬度アルミナ結晶粒子(モース硬度9以上、粒子径180〜425μ)を転圧する事で高密度状態(粒子密度90%以上)とした粒子保持耐摩耗性マトリクス樹脂層を鋼材上面に2層以上積層するもの。具体的には、鋼材表面を2種ケレンした後、特殊プライマーを塗布し、その上に耐摩耗性マトリクス樹脂とアルミナ粒子からなる層を転圧して積層し、最後にトップコートを施している。
 高硬度のアルミナ結晶粒子は路面土砂による衝撃摩擦にも強く、また、高密度に配列することで、接着保持している防錆型の耐摩耗性マトリクス樹脂を保護できる。万一、表層の一部の粒子が磨滅しても、(2層目から浮き上がってくる形で)新たな粒子が出てくるため、長期に渡り一定の摩擦力を保持できる。
 鋼材表面との接着もプライマーや樹脂に改良を重ねることで、接着界面で起こる歪みや応力に対応できるように開発を行い耐久性を向上させた。
 現場施工面でも、2種ケレン程度の前処理で良いことや、高温を発生させる作業がなく、伸縮装置本体の非排水構造部などに影響を与えることがないので、手軽に施工できる。
 従来は「アモルファス合金溶射等を施しすべり止め効果をあげていたが、近年の車両の重量化や交通量の増大によりタイヤによる表面磨耗が激しくなり表面摩擦力の低下や防錆効果の低下が問題になってきていた」(同社)。

■施工実績

国土交通省、NEXCOなどで35個所1764.3㎡の実績

■担当者連絡先

中井商工株式会社 営業部担当 西山
〒537-0023 大阪市東成区玉津2丁目1-5
電話:06-6976-4481  FAX:06-6981-0165

【ホームページ】
http://www.nakaishoko.co.jp/