HOMEインタビュー一覧2019新春インタビュー② 網走開建 高速ネットワーク系で2路線、防災系で2路線の整備を推進

インタビュー詳細

13路線917km、465橋と14トンネルを管理

2019新春インタビュー② 網走開建 高速ネットワーク系で2路線、防災系で2路線の整備を推進

国土交通省
北海道開発局
網走開発建設部長
渡邊 政義 氏

旭川・紋別自動車道丸瀬布遠軽道路 橋梁3橋の舗装を施工中

 一般国道238号紋別防雪 廃線となった鉄道防雪林を活用

 ――旭川・紋別自動車道丸瀬布遠軽道路は

 渡邊 旭川・紋別自動車の一部をなす道路として紋別郡遠軽町丸瀬布南丸から同町豊里に至る延長18.0kmの自動車専用道路事業です。現在は遠軽瀬戸瀬IC~遠軽IC間6.8kmの建設を進めています。



位置図/事業概要図


 構造物比率は2.35%で、山の神川橋(橋長105.1m、鋼2径間連続合成細幅箱桁)など橋梁が3橋、ボックスカルバートが8基となっています。いずれも架設・工事を完了しており、舗装を施工中です。山の神川橋、瀬戸瀬川橋(橋長38m、鋼単純合成鈑桁)では耐候性鋼材を採用しています。また、同道路では全線にワイヤロープ式防護柵を施工する予定となっています。



山の神川橋(右写真は施工時)


瀬戸瀬川橋(右写真は施工時)


橋梁一般図(左:山の神川橋 右:瀬戸瀬川橋)


 ――遠軽北見道路生田原道路は

 渡邊 遠軽北見道路(延長約60km)の一部をなす道路として、遠軽町生田原水穂から同町生田原旭野に至る延長約5.7kmの事業で、構造物比率は9.79%となります。現在は測量設計、用地買収、改良工などを進めています。



位置図/事業概要図


 構造物は生田原橋(橋長104m)など9橋とボックスカルバート5基を予定しています。そのうち、旭野跨道橋(橋長41.3m、鋼単純合成鈑桁)は完成、拓殖川橋(橋長17.65m、単純PCプレテンT桁)は下部工が完成、旭野川橋(橋長18.65m、単純PCプレテンT桁)は、設計まで完了しています。ボックスカルバートについても1基の施工が完了しています。残りの橋梁については設計中となっています。



旭野跨道橋(右写真は施工時)


拓殖川橋(下部工)


橋梁一般図(左:旭野跨道橋 右:拓殖川橋)


 ――一般国道238号紋別防雪は

 渡邊 同事業は、道路の地吹雪による視程障害、交通事故の低減および危険箇所の解消を図り、道路の安全な通行の確保を目的とした紋別郡湧別町字川西から紋別市小向に至る延長15kmの事業です。紋別市沼の上、湧別町信部内地内の約1 kmが2車線で開通済みです。現在はその前後に位置する湧別町字川西~紋別市沼の上間5.6kmと紋別市小向地内8.5kmについて測量設計や用地買収、改良工事および一部では橋梁下部工を施工中です。



位置図/事業概要図


 廃線となった鉄道の防雪林を活用した線形で、防雪林がない部分については新たに防雪林をつくるべく苗を植えています。また、事故防止のために中央分離帯を設置し、安心・安全な道路を目指しています。

 構造物比率は1.79%で橋梁は8橋あります。いずれも橋長50m程度もしくは以下で、最長の信部内橋でも56.6mです。現在は、信部内橋と沼端橋は完成しており、小向橋では下部工を施工中です。



防雪林部での施工


沼端橋



各事業路線の主な橋梁概要


 ――一般国道334号真鯉道路は

 渡邊 知床半島北側の斜里町内の土砂崩落を要因とする通行規制区間、および危険箇所の解消を図り、道路の安全な通行確保を目的とした延長14.4kmの道路事業です。



位置図と事業概要図


 延長14.4kmのうち13.2kmは防災対策が完了しており、現在はオシンコシントンネル(延長445m)を含む同町ウトロ西地内の延長1.2kmについて、斜面の不安定岩塊の除去、落石防止ネットの設置、のり枠工等を施工しています。平成30年度は、フリーフレームの設置を約7,200㎡で実施します。



のり枠工全景/設計図


ロッククライミングマシンによる岩盤掘削


のり枠吹付工/グラウンドアンカー工